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[89060] 吐息白む夜に
詩人:雨蛙 [投票][編集]

吐く息も白く霞む夜

ふと見上げた空は

今にも星が降りそうなほど

瞬いて

辺りを包む静寂に

ただ吐息だけが

響いていた

不思議と孤独は訪れず

心穏やかに時は流れた

2006/11/09

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