詩人:morning star | [投票][編集] |
曇る窓 白い息 きみの声
すべて消えた あの季節に戻れるのなら
もう君を離しはしないよ
そして
あの場所へ連れて行くよ
泣きだした 君がほら 困らせてる
僕の事 目に浮かぶ あの日の様に
きっとまだ 二人 終わってなんかいないよ
これから もう一度 見つけだすんだよ お互いを
この胸に君が咲かせた
この花が 嗄れるその日まで ずっと君を待っている
トキの流れなんて 気にしないで ―
部屋の外 今もまだ どしゃぶりの雨
僕の気持ち 表すように
ふりつづく
きっと 明日になれば 止むと言いきかせて ねむる
君をさがして
いますぐに 君のいる その街へ 行きたいけど
困らせたくないから
この花を抱いて ここで君想ってる ―
うつむいた君は 小さな含み笑い浮かべ
僕を楽しそうに見ている…記憶の中で
だから この胸に君が咲かせた この花が 嗄れる日まで ずっと 君を待っている
トキの流れなんて 気にしないで
この胸に君が咲かせた この花をいま贈る
きっと どこかで
一緒に微笑んでいる
未来のその二人に ― 。