| 詩人:花 | [投票][編集] |
しんしん と
初雪が降る日でした
外気が凍てつくように
冷たくて
白い息が 肺に刺さる
そんな日でした
見上げれば
一点から
広がるように ボタ雪が
街往く人の 肩や頭に
降り注ぐ
合間を縫うように
アスファルトに落ちてきて
すーっと
溶けてなくなるのです
深 深 と
雪だけが 飽きる事無く
降り続く
人波に逆らって
歩いてみても
秋はもう何処にもいなくて
春はまだずっと先で
夏には全然追い付けなくて
深 沁 と
初雪が降る 日でした
歓声と共に
モミの木に 光が灯る夜でした
肩に頭に降り積もった雪が貴方との距離を
永遠に別にした日でした