| 詩人:クジラ | [投票][編集] |
誰かを傷つけてまで幸せになりたいとは思わないアタシをある人は臆病者だと言ったけれどそれでもアタシは彼女の悲しい笑顔を見たくはないのだからやっぱりあなたを吹っ切るしかないのだと思う度に胸が痛むのはなぜだろうと考えるけれど答えは出ないし出しちゃいけない気もする
なんてとりとめもなく考えている土曜の夜
「あの人を救えるのはアタシしかいないのよ」なんて心のすみでは思っているのかもしれなくてそんな思い上がった自分に呆れてしまうのだけれどなぜだかアタシからは最終的な決断をしてはいけない気がしているのはあなたを愛しているからなのかそれとも哀れんでいるからなのか
自分の気持ちがわからないのに
自分の気持ちに正直になれるはずもなく
風が吹く
強い風が吹く
アタシの中
とどまることを知らぬ
強い風が吹く
どこへゆくのか
どこへゆくのか