詩人:孤 花 | [投票][編集] |
後悔
してる
何故かって
分かってる
よく
分かるの
後悔の理由だけは
たとえば
膝枕
してあげればよかった
彼はよく
頭をちょこんと乗せてきた
それさえも優しく受け入れられなかった
心が純粋で
心が狭くて
心が子供な
アタシ
例えば
大好きよと
本気で囁ければ良かった
彼が
好きかときくまで
好きだと言えなかった
心が純粋で
心が狭くて
心が子供な
アタシ
軽く甘えることを望んでた彼
お料理に
お洗濯
お掃除
彼が嫌がらない程度に
軽くこなせれば良かった
どうせ我慢続きの関係だったのだから
もっと大人になって
彼のことを考えられれば良かった