時折耳にする噂話に一憂する私は捨てきれない感情にまだ 振り回されている喜ぶべき事だろうにもう無関係だろうに何処かの切れ端がまだ貴方へと続く道を信じている毎日 通るこの道が以前 通ったあの道より馴れ親しんだとしても続く空が続く海が時間を越えて 貴方に辿り着く事があるならばいつか 何処かで同じ景色を見ているかもしれないと吹く風が私に囁くそれだけで息苦しく私の視界を歪ませる
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