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[91250] 若き翼
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


もし僕の背中に翼があっても
きっと僕は飛ぶことはないだろう
君の真上にも広がってる
大空へ羽ばたくのを恐れて
いつしか美しい羽も
抜け落ちて
使いものにならなくなるに違いない
きっとそうだ
今目の前にある
空みたいに遠く広がる未来からも目を逸らして
まるで夢を捨ててしまったかのように
冷めた瞳で君を見ていた

自由でいられた
青き若き翼。

2006/12/13

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