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[92126] 白猫に満月と聖夜の星
詩人:フィリップ [投票][編集]

夕焼けに残る
君の白い吐息
輝く太陽に映える
真っ黒なシルエット

かじかみ始めた指先は
白雪を追い始め
いつしか夜空に消えた

街路樹に巻き付く
イルミネーション
輝き始める
数多のショーウィンドウ

僕はまた君を見過ごしたまま
遠い月を見ていた


降って来たよ
降って来たよ
全てを埋め尽す白い雪が

待っていてね
待っていてね
いつまでも永遠に

二人きりの聖夜の時代
雪が舞うまま 駆け抜けて




誰も知らない扉が開き
今年もまた終っていく
白い猫がたむろしてる
一番大事な12月

去っていくよ
去っていくよ
今年が 生まれ変わる為に

やってくるよ
やってくるよ
星を越え銀河を渡り
また新たな暁が

2006/12/25

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