| 詩人:あぃこ | [投票][編集] |
朝起きて
真っ先に君のもとへ
気持よさそうにスヤスヤと眠ってる
柔らかな体に指をすべらすと
起き出してペロペロと手をなめる
やってきた新しい家族のために
これから必要な物を買いにでかけた
帰ってきて真っ先に君のもとへ
気に入ってたダンボールは空
どこに隠れてるの?
探しても探してもみつからない
だんだん不安になってくる
名前を呼んでみる
いない
ほんとの家に帰ったのか
それとも誰かについていったのか
それとも夢?
でも確かに温もりを感じた
あの子が噛んで壊したおもちゃ
確かに、あるのに
買ってきたたくさんのドッグフードと一緒に
空になったダンボールは帰りを待っている