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[92511] 時風〜ときかぜ〜
あの
流れる雲の反対側には
あの頃の僕がいた
ふと立ち止まり
深呼吸をしてみると
ヒラリと
僕の髪を風が撫でた
この風の向こう側
あの 眩い景色の中
君が笑う
今年の終わりを告げる
時計の針の音が
風に乗って聞こえている
幼かった心を抱いて
今 僕は
新たな時代の夜明けを見る
(詩人の部屋の住人の皆様、良いお年を☆)
MINNA1231
2006/12/31
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