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[9274] 貴方の「優しさ」
詩人:美虎 [投票][編集]

貴方にとって僕らはどういう存在だったのだろう


楽しい時は「楽しい」って素直なくせに

苦しい時は「苦しい」なんて弱音を一言も言わなかった

一人ですべてを抱え込み

いつも笑顔でいた



それが貴方の「優しさ」だったのかもしれないね


でも僕らには少し寂しかったよ


悔やんでも悔やみきれない



ごめんね

何もしてやれなかった

傍にいてあげられなかった

苦しんでいる貴方に気づいてあげられなかった


ごめんね



貴方が帰ってくるまでに

僕らは
元気になってるから

笑ってるから



またみんなで話そう


出逢った頃のように


でも今度は貴方が話す番だよ


楽しい事も苦しい事も全部話してね

全部聞くから


ずっと待ってるからね

だから安心して

早く帰っておいで


また楽しく話そう


出逢った頃のように‥





2004/02/27

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