詩人:箕喪 木陰 | [投票][編集] |
空を見てたら 鳥が飛んでいて
川を眺めていたら 魚が泳いでいた
周りを見渡せば人がいて
街を歩けば誰もが私を横切っていく
部屋に戻れば誰もいなくて
一人ベット身を投げた
学校へ行ってみれば
笑い声が校舎に響き
その中には 私はいない
誰もが私の横を通りすぎ
まるで私は透明人間
誰もがきずかぬこの場所で
私は独り生きてゆく
いくら叫んでもきずかれず
いくら言葉で伝えても
その声は誰にも聞こえはしない
なら それでいいんだ
いくら言っても 伝えても
わかってはくれない人たちに
いくら話を説いたって
わかるわけがないんだから
それでも私は歩きましょう
私の求める場所を探して
後ろを向いていたって
見つかりはしない
さぁ進もう
私の居場所を探す旅へ