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[93042] 《愛途の奏》
詩人:morning star [投票][編集]


指先が独りでに奏でる聖夜(よる)… 不可思議な感覚に酔いしれている… 其れはきみ?「…」の指先なの?
speakerのpianoは流麗に耳朶から魂を興し、遥か太古(むかし)に居た草原の歌を醒まさせては、風に融解けてゆく…

“魍まするmelody”は、きみからの愛途、瞼を降ろして神妙な面持ちで、きみに応える僕の指先からの愛途…

泪零れそうに鳴るよ、久遠の過去世(むかし)から今響いて来たこのmelody(愛途)と其の音彩(いろ)達の情念(おもい)の熱さに…


指先が独りでに、愛途(melody)奏でゆく聖夜… 結ばれる魂と魂が歓喜する聖夜…

届いていますか“現世”(イマ)、貴女に…。。。






2007/01/07

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