過去ログ
〜 過去ログ No.93650 の表示 〜
[93650] 春を夢見る春の花
君とはじめて会ったのも
この高台の丘でした
長い坂道で自転車を転がしながら
二人並んで歩いていた
思い出の中の二人
笑ってたね
春を夢見る春の花のように
僕らは幾つになっても夢を捨てたくないから
きっと君は春の花だったんだね
はじまりを気にして
終わりを避けるようにして
寒い冬が終わって僕からゆっくり君は離れてった
春を夢見る春の花のように。
2007/01/14
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -