ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.94000-94999 > No.94517「どこからか流れる」

過去ログ  〜 過去ログ No.94517 の表示 〜


[94517] どこからか流れる
詩人:亜子 [投票][編集]

どこからか流れる
血が瀑布を通り
水玉重なり鮮やかに
透ける世界
裏切りのない色は
無重力の自由を念い
樹となり
花となり
雲となりに
のこしても見届けず
もうおちる
飛沫の余韻を
せめて響かせて
凍らない流れに還ればまた
姿形忘れて
一条の河

それでも濡れた指が
紆余曲折の腕を昇る



2007/01/23

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -