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[9536] ショーケース
思えば
何処までも続く気がしたありきたりな例えなら
終わりの見えん一本道
未来は明るかったはずなんだ
多分
ありきたりな例えなら
スポットライトに照らされた舞台
確かに
あの時は動いていた
確かに目標は目前だと
考えてた
ありきたりな例えなら
ゴールを目の前にした冒険者
でも
今一度立ち返り
冷静になれば
その夢は
冷えきった厚い硝子越しにある事に
気付いた
視界は前だけ
足下の見えない
自分を知る
2004/03/07
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