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[95671] 死別れ
詩人:シゲヲ [投票][編集]

なにが人を正しくて
なにが人を惑わせるのか


それがそこにあると信じていたら
もう、なかった。
あれは悲しかったなあ。
きっと信じていたから。


いつもこんなもんさ。
きっと人生は流転していて、
いつもと同じように流れて、
…………消えていくんだ。


小さな、胸に収まるぐらいの箱は、
とても軽かった。
痛いぐらいに、
軽かったよ。


きっと死別って言葉は、
死んで別れてしまうから、
あるんじゃない。


きっと……
…………夢を見るためにある。
届かないような、近くある。


死別れは。


死は。


そんな概念は、


――そのヒトの死と、別れるためにあるんだ……!

2007/02/07

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