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[96317] 
詩人:流月 [投票][編集]

この狭い視界に映るのは

ひたすらの道



無数に、そして複雑

どの道を歩もうが

そこを歩く足の主には変わりなく

どの速度で歩もうが

そこを歩く足の主には代わりなく



この狭い視界に映るのは

終わりまでの道



振り返っても

さっきまでの道は残っていない

また複雑な道を再び歩むのも、また自由

そこを歩く足の主には変わりないし

そこを歩く足の主には代わりない



つまりは、自分なのだから

2007/02/14

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