詩人:はちざえもん | [投票][編集] |
嘘は真実の紙一重、そんな海を泳いでいく
ガラクタみたいな車、燃費の悪さはどこか似ている
足元近くの妙な突起物、踏み込んでさ、ねぇシスター
雨粒を振りほどけたなら、どこに辿り着けるだろう?
雨はやがてあがるだろう、でもそのうちまた降るのだろう
何を信じるでも、何も信じないでも
共通するところ見つけて
そいで安心したいだけさ、シスター
本音で言うと8ビートの意味なんてさ、シスター、最近まで解らなかったんだ
知ったかぶりして安心したかっただけなんだ、シスター
教えて欲しいんだ、風の中で見た、シスター、笑顔の本意は?
気になって、眠れなくって、でもそのうち眠くなって、大変なんだ。
通りすぎた景色が僕の見えないところで蒸発して無くなってたりしたら
きっとびっくりするだろ、シスター?
でも起こりえないんだ、シスター、だってアンタは俺になれはしないし
俺だって、シスター、アンタの見る景色なんて絶対に解らない。
俺の知らないことは現実に起きていないこと、それはアンタも同じさ、シスター
このままじゃその内きっと、シスター、何が嘘か真実か誰にもわからなくなっちゃうな。
わかることは
このまま突っ立っていれば、そのうちまた雨が降るってだけだろな