指を差した先にいくつかの星があったうらぶれた言葉はもうない薄紫色の空のその反対側には見慣れない月がぼんやりと浮かんでいた丸い輪郭をおおうその、ぼやけた何かは僕の瞳をそらさせないそうもう涙はいらないしたたかな試練が過ぎ去ったころ赤い月が、夜空に半分だけ。
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