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[97779] 雨上がり、道の上で
詩人:フィリップ [投票][編集]

雨上がりの朝
濡れたアスファルトには
七色の轍が光っていた

水溜まりを踏むと
パシャリと音がして
水しぶきが上がる

晴天の中に
果てしなく輝きながら
雨は、今度は下から上へ
ゆっくりと昇るけど
僕にはわからない

たった一つ
雨の色が薄れていくのが
目に見えた


雨上がり、道の上で
僕はゆっくりと
二つの瞳を閉じる


遠くの空はまだ
鉛鈍い色をしていた

2007/03/08

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