満月の影に霞む無数の星々潤んだ瞳に映りゆがむ光いっそ厚い雲に月諸とも隠さば痛々しい姿を見せずにすむものを見上げた頬につたう溢れた涙大空に住まういく億もの星々小さな光の無力さをあざ笑う月朧星の行き場のない劣等感かなわない者への口惜しさ精一杯の輝きすら打ち消す絶対的な力の差が憎い夜空を見つめる瞳を一層濡らす涙明かな月が妬ましい恨めしいのに羨ましい日差しを反射する鏡にすぎない空しい月の真実もしらずに
[前頁] [投票する] [次頁]