詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
何もない退屈な世の中だからこそ
きっと僕は情報を知りたがるんだろう
それがたとえガセネタだとしても
君が言うことなんだから疑いなど持ってはいけない
何もない憂うつな世の中だからこそ
君とこうして出会えたことに素直に嬉しく思えるのさ
君がただ僕の側で笑いかけるだけで僕は元気を取り戻せるよ
二人して寄り添いながら
星をただ見上げる夜には
きっと宛もない未来の構図を頭の中で
幸せ願いながら描いてるはずなのさ
昨日までの僕とは
ひと味もふた味も違う僕を君に見せたい
明日からの僕らは
世界のどんな誰よりも幸せ者になるのさ
長く厳しい夜を越えて
寒く凍てつく冬を越えて
花のつぼみが芽吹く春までもうすぐだ
だから ほら
最後にもう一頑張り
暖かい春へと急ごう。