はじめてのドライブ助手席に乗り込む陽の光がするするすべる国道一足先に初心者マークつけた君のまぶしそうに細める瞳今までより少し大人びた横顔を盗み見るまるで知らない人みたいで車はどこに向かっていくのか分からなくてあたしには到底,分からなくて゛あたしを置いていかないで"気づいたら君の袖にぎってた君はまたドライブにいこうねってあたしの手に手を重ねた信号待ちの時間いつもの温かさに涙溢れる青になった信号車は今きらきらした未来に向かって走っている
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