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[98505] 天国への階段
詩人:はちざえもん [投票][編集]

消えかけの火を、吹き消して行こう

あの場所ならきっと、何か思い出せそうな気がする

姉の嘆き悲しむ声はもう聞こえない


何もない道の最中 右手に廃墟が見えてきた

置き忘れた何かが見つからない

道は続く 砂丘へと続く 道は続く

手を振るピエロの楽団を無視して更に進めよう

やがて辿り着いた緑の森

木漏れ日の差し込む部屋だと理解した

海へと続く回廊を下る

やがて海に辿り着いたなら

それが天国への階段だと理解する

砂浜は群青色 暗闇へと続く海の回廊を下る


道は続く 道は続く 暗い海底へと続く

天国への階段は続いていく

2007/03/19

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