詩人:Я@κλ | [投票][編集] |
行かないで。
と
貴方の裾を
握ってしまったら
僕はまだ
愛してるんだ。
って
殺した声で
溢れる涙の顔で
すべて
伝えたら
どれだけ
楽で
それ以上に
苦しくて
貴方を
困らせるだろう
どうか
今
降っている
この
春の小雨が
僕の
行動も 声さえも
遮ってくれたなら
貴方は
きっと
笑顔で
羽ばたけたでしょう
どうか
僕の願いが
叶わなくてもいいから
すべての感情を
押し殺して
貴方に
さよなら。 と
伝える
強さがほしかった
困らせて
本当に
「 ごめんね。 」