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過去ログ:

[1] 歩んだ軌跡
詩人:トシ [投票][編集]

たった一度の人生…気づけば大人になっていた。

自分なりに一生懸命進んできたつもりだけど、道はまだ続いてゆく。

長い道程、駆け抜けるのはたいへんだけど、一歩一歩 着実に歩んでゆこう。

そして時には立ち止まり、自分の歩んできた道を振り返る。

そこには自分の行く手を明るく照らす、いくつもの光が見える。

もしも私に翼があれば、聳える夢も飛び越えられるだろう。

しかし、そのとき私は、歩むことを止めてしまう。

歩んだ軌跡を見失ってしまう・・・

2002/12/06 06:51

[2] 明日の存在
詩人:トシ [投票][編集]

人は皆、知らぬ間に大人になってゆく。

いつの頃からだろうか…

子供から大人へと成長してゆく過程において、

誰もが仮面を身につけるようになる。

子供のころの無邪気さ、純粋さは徐々に失われ、

自分の利益となる道を探して迷い歩く。

一日一日、ヘトヘトになるまで一生懸命に生きていた子供のころ、

明日が来ることを楽しみにして待っていた。

今、大人となった自分にとって、明日とはどのような存在であろうか。

明日を迎えられることに幸せを感じることができるだろうか…?

2002/12/06 06:53

[3] 明日に向かって
詩人:トシ [投票][編集]

明日に辿り着くためには、夜の暗闇の中を歩かねばならない。

それは長く苦しい道程かもしれない。

しかし、その暗闇の中を歩き続けると、いつか必ず明日へと辿り着ける。

やっと辿り着いた明日は晴れないかもしれない。

雨が降り、嵐になるかもしれない。

時には吹雪きになることもあるだろう。

しかし、いつか必ず晴れる日が来る。

そう信じている…

2002/12/06 06:53

[4] 人間の羽
詩人:トシ [投票][編集]

もしも私たちに羽が生えているとしたら、一体どんな色をしているだろう。

天使のような純白の羽を纏った人はいるだろうか。

もしかしたら、本当は誰もが羽を持っているのかもしれない。

ただ、私たちが汚れたがゆえに見えないだけなのだろうか…

2002/12/06 06:54

[5] 心の呟き
詩人:トシ [投票][編集]

簡単には言えない言葉…いつも心に秘めていた。

傷つくこと恐れず、無防備に心から追い求めていた。

届かぬ想い…いつも心に秘めていた。

君の笑顔が、何気ない会話が僕の幸せだった。

片想いでも良いから、身近な存在でいたかったのに…。


今は長く険しい暗闇の中を彷徨い歩いているよう…

光を探そうともしない僕は、もしかしたら今でも君のことを…

僕の心の奥に理想化された君の姿…現実が見えない。

光に背を向けて歩く僕の心に、閉じ込められた本当の僕…

傷つかないように逃げているだけなのか。

早く解放されたい本当の僕が、そう呟いている。

2002/12/06 06:54

[6] いつの頃からか…
詩人:トシ [投票][編集]

いつの間にか大人になってしまった。

子どもの頃、大人はとても遠い存在だった。

“いつかは自分も大人になるんだろうな”なんて考えていたあの頃…

大人にはなりたくなかった。

お世辞も建前も大嫌い。

大人から見ればちっぽけなことでも感動して、

新しい発見に溢れていた子どもの頃…

いつからだろう?

一生懸命に生きることを止めてしまったのは…

愚痴ばかりを言って、気に入らないことがあるとすぐ人のせいにしてしまう。

いつからだろう?

何もかもに理由を求めるようになったのは…

自分の利益となる道を探して彷徨い歩いているようだ。

もしも子どもの頃の私が今の私を見たら、

どう思うのだろうか?

やはり“大人にはなりたくない”と思うのだろうな…

2002/12/06 06:55

[7] 夜 空
詩人:トシ [投票][編集]

久しぶりに夜空を眺めた。

何となく外の空気を吸いたくなって、友達と散歩に出かけたら、

小さな公園を発見した。

寝転んでみた。

そこに晴れ渡った夜空はなく、もやもやした雲が一面を覆い尽くしていた。

大きな夜空、明るいようで暗く、近いようで遠い…。

大きな夜空は私を優しく包み込んでくれるのか、それとも、押し潰そうとしているのか…。

妙な気分だった。


星を見つけた。

一つ、二つ、三つ、四つ・・・

吸い込まれるように眺めていると、星は消えていく。

そして余所見をすると、また現れる。

不思議なものだ。

何故だろう…私の心に似ている気がした。

2002/12/06 06:56

[8] 迷 子
詩人:トシ [投票][編集]

私は今、歩いているのだろうな…

一体どこへ向かって…?

この先に何があるのか…。

道に迷ってしまったようだ。

誰かに道を聞こうか?

それとも訳もわからず突き進んでみようか?

それとも誰かが助けてくれるまでここに座り込んでみようか?

明日はどっちだろう?

地図がないと何も分からない。

光がないと何も分からない。

通いなれた道から一歩外れると、そこは何もない広野…

私は何てちっぽけで無力なのか…。

2002/12/06 06:57

[9] 自分に嘘をつくこと
詩人:トシ [投票][編集]

気がつくと、自分に嘘を吐くのがうまくなっていた…

いや、うまい気になっていた。

そして、調子に乗って嘘を吐いていたら、

自分の本当の気持ちを見失ってしまった…。

後になって気がついて、とても後悔している…

情けない話だ。

もっと自分に素直になれたら良かったのに…。

もっと早く気がついていれば良かったのに…。

今さらどうにもならないけど…

これで終わりではないのだから、

これからの自分へのステップとして、

今の気持ちをしっかり胸に抱いておこう。

もう後悔はしたくないから…

自分なりに頑張ってみよう。

素直な自分を取り戻すために…。

2002/12/06 06:58

[10] 永遠であって欲しいもの
詩人:トシ [投票][編集]

友達という関係は永遠だと思い込んでいる。

でも、実際にはそうでないこともある。

喧嘩して別れてしまう友達…

誤解によって離れていく友達…

今までに何人の友達を失ってきたことか…

一時的な感情で離れてしまった友達…

後から冷静に考えると、とても後悔してしまうのに、

それでも素直になることができず、

手を伸ばせば届いたはずの友達も、

気付けば遥か彼方へと離れてしまっている。

でも、ちょっとの勇気…

何とか手を伸ばすことができれば、

今まで以上に強い繋がりを持てることもある。

喧嘩やすれ違いは仕方がないけれど、

本当の友達だったら、

お互いに手を伸ばそうとする努力が必要なのだろうな…

本当の友達だったら、

お互いに手を伸ばそうとする勇気が必要なのだろうな…

できることなら、

しっかりと手を繋いで、

二度と離すことのないように…

しっかりと…。

2002/12/06 06:58
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