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過去ログ:

[116001] 落下傘
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






正しい
落下方法を



教えてください

















何の為に
傷ついていたか


なんて








もう

記憶の果てだけれど




























ただ
幸せになりたいと


望んでいた











それだけだった




筈なのに。































「違い」は
やがて



人の手によって












差へと
変わってゆくのです


























だから


せめて






最期くらいは











正しく
真っ直ぐな




自分で

在りたい


























いま




辞書に
足しておいてください














嘘吐きの
余白に




わたしの名前を








足しておいてください







































悪名でも
いい






誰かに
見て欲しい







































欲しいのは
無じゃなく





その胸の気持ち




2007/12/02 00:49

[116002] 
詩人:神風 悠 [投票][編集]

時が経つのって


楽しかった日も


悲しかった日も


過去になるってことなんだね


どうせならさ


悲しいことだけ


過去になったらいいのにね


なんて考えてみたりね

過去は色々あったけど

現在だってあるし


未来だって色々あるさ

今は過去を思い出にして


目の前にぶつかってゆこう


未来あるんだし


きっと大丈夫だもん

2007/12/02 01:08

[116003] いつも、そう
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




そこに居てくれるだけで
本当は、好かったのに...


2007/12/02 01:13

[116005] The Selfish Gene
詩人:はちざえもん [投票][編集]

我侭な内在者への問い掛けは 緩い日差しに揺れながら 
公園を支配する大きな鳥の羽休め ベンチで触れるドーキンスからの宿題

リアルと理念の合成の誤謬
繁栄に心、駆られる 遺伝子の選択肢

私たちの存在が、ただ乗り捨てられるプログラムなのだとしたら
或いは、この永遠に続くもののように思われてならない苦しみは
笑えないほどの悲劇性と無意味性を際立たせる

なぜ生きるのか?利己的な遺伝子に問いかける


羽ばたきを始めた羽音が 乾いた空気を揺らしてる
公園の止まり木から大きな鳥が飛び立つのを、息を呑んで見つめてた


そう、ドーキンスからの宿題は、決して絶望に暮れる為のものじゃなく
この無意味性を受け入れて「本当の生きる意味」の再考を促すもの

そう結論付けて初めて、絶え間なき絶望からの脱却と言えるのだろう。


今日もまた、遺伝子の戦略に踊らされる日々
息を吐いて見上げて映る そのほとんどが空で その他、鳥が小さく飛んでいた。

2007/12/02 01:19

[116006] 確かなこと
詩人:快感じゃがー [投票][編集]





留めておこう

今日が在ったこと










確かに
わたしは


今日を生きたこと










留めておこう

昨日も在ったこと










確かに
わたしは


昨日を生きたこと










刻んでゆこう

明日という日を










確かに
わたしを


そこで示してく



















刻んでゆこう

明後日の退屈な朝も













確かに、そう

わたしは




未来を泳いでく




















それは拙くて
幼稚でお遊戯で

馬鹿げていて
冷たくて

温かくて
泣きたくて

笑いたくて
くだらなくて

つまらなくて
必要なくて

哀れで惨めで
残酷で汚れていて


















けれど
留めておこう



刻んでゆこう



















確かに
わたしは


生きていて










また
同じ顔して


あの日常に





溶け混んでゆくのだと



















嘆く前に
まず

褒めてみよう





ちいさな
反省会を開いて


積極的に
挙手しよう

















留めておこう


刻んでゆこう

















どんな日も
休まず


働きつづける








君のその
逞しい心臓を



讃えよう















"君は、確かに生きているよ"



2007/12/02 01:47

[116007] いつも、インディゴ
詩人:フィリップ [投票][編集]

蕾がひらいた
未熟な朝に
僕は目を覚ました

夜を吸ったベッドの上で
君がまだ眠っている
覚えたての言葉を抱いて
笑うような表情で



藍染めの扇子
空の青さ
海の碧さ
世界の蒼さ

忘れられていく
青の言葉は
一定の温度を取り巻いたまま
捨て忘れたゴミと一緒に
散乱していた



手付かずの愛を拾う僕のすべては
日々
失われてゆくけれど
目の前に有る真実だけでも
優しく美しく
僕は幸せになれた



花がひらいた
未熟な朝に
僕は愛した

蒼の夜を越えたばかりの朝は
まだ、藍色

愛をしてる
愛してる
「を」すら取り除いた世界の中
永く続いた沈黙の後
見せてくれた
君の笑顔は
いつも、インディゴ

2008/02/05 11:15

[116008] アイデンティティ
詩人:快感じゃがー [投票][編集]






女の子らしく
なんて

生きられない










スカート
履きたくない


ヒールも
嫌い


メイク?
めんどくさい


髪型も
どうでもいい










女らしくって
ナンだ










料理
したことない


洗濯機
どう使うの


四角い部屋を
丸く掃く


だって
私は私













カップラーメンさえ
あれば



それでいい























むさ苦しい
思春期の欲望は



いつだって






教室に


渦巻いていたからね




















私は
男に憧れていた


私は
男に憧れていた


私は
男に憧れていた





















私は
今も

男に憧れている

















男に抱かれながらも






いつか
男に成る日を


夢見る






















だって


男の視点で見る世界は
素晴らしい






そんな風に
思うんだ






















だから
その精子を



ほんの少しだけ








気休めでいいから


分けてくれませんか




2007/12/02 02:32

[116009] こんな日
詩人:咲麻 [投票][編集]

定期的にやって来る
心細くて寒い夜

真夜中
握りしめた携帯電話は
体温を奪っていく

こんな夜は、
誰かに会いたくなる。

誰でもいいから
側にいて欲しいと願う

頭から被った布団は
なおも冷たく
心細さを増す

愛だの恋だの
煩わしい感情はいらない

セックスはしたくない
ただ人肌に
触れていたいだけ

定期的にやって来る
心細くて寒い夜

何度となく迎えては
一人布団を被り

やり過ごす、こんな日。

2007/12/02 02:45

[116010] 狂気
詩人:郵便屋 [投票][編集]



忘れ去られてしまうくらいなら


いっそ、
嫌われたい
憎まれたい

あなたに消えないような傷を付けたい






壊してあげる

だから

だから

だから

私を






2007/12/02 04:22

[116011] 誇り
詩人:EASY [投票][編集]

たとえ
何もしていなくても

君の代わりは
誰にもできないんだ

2007/12/02 04:42
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