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過去ログ:

[121000] 裏切り者
詩人: [投票][編集]

ビックリするぐらい唐突で
奇跡的な再会



笑顔を投げかけてみたけど
君は目をそらした



その理由は知っている
だから怒る権利もない



憎んでるだろう
恨んでるだろう
傷ついてるだろう



君を裏切った事は真実



投げかけた笑顔は宙を舞い
壁に当たって落ちた




これぐらいどうってことない
あの日、消えていった物を思えば




でもね、
あの時の事
裏切りだって分かっていても



君が傷ついた事を知っていても





後悔はない



ただ元気かどうかだけ知りたいよ




そんなワガママ



恨んでくれ

2008/02/14 01:33

[121001] 蛇足
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


誰かが、
それを自由だと言っても

当人が枷と感じたなら
無駄な事なんだよ

「空は重い」と、
あの鳥は言ったんだ

そして、

籠の中の鸚鵡は
ただ、同じ台詞を繰り返すのみだ

きっと

外から眺めているから
幸福だと思うのだろう

ああ
彼は幸せそうだ

なんて

勘違いするのだろう

中は意外にも寒かったと
気づくのは

足を踏み入れたとき。

そして

地獄も天国の装いを
していることを知る

誰が、何を考えてるかなんて
周りにはちっとも

解からないんだよ

自分の心や痛み、なんて
どんなに伝えようと試みたって

当人にしか
解かれないんだよ

『ゴッホの生涯』の
66・7頁に

それは書いてある

2011/07/07 15:51

[121002] パンの耳
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



ここに一枚のパンがある

バターをつけたり
ジャムをつけたり

とにかく

より美味しく
食べたいと

いう者がいれば

そのままでもいい

そのままで
充分だ

そう言う者もいる

そして

わざわざ
耳を切り捨てて食べる者

その耳を貰う者

耳が一番
美味しいじゃないか

と言う者

勿体無いから

揚げて砂糖をまぶして
食べよう

と考える者だって
いるし

一度に全部
食べてしまいたい

とか

ちょっとずつ
食べようとか

大切な人と
分けたい

もしくは

誰かのパンのほうが
美味しそうだなあ

なんて
よそ見して

それ自体を
捨てるのだっているんだ

そう
色々なんだよ

パンにも
千通りの食べ方がある

それはつまり
人生みたいなもので

大事なのは
自分が

満足できるかどうかさ

(因みに
僕は

バターさえあればいい

たっぷりのバターと
ミルクティー)

2008/02/14 02:07

[121004] 飛鳥
詩人:快感じゃがー [投票][編集]


朝日に透かして
綺麗だなと言わせたの

虹は今日
14色だったと思う

花びらに
零した

甘い雫のなか

ふたりは
溺れるふりをしながら

ちょっと
休んで居ただけ

でも

そんな日が
途轍もなく

大好きだったのよ

2008/02/14 02:19

[121006] まな
詩人:紅麗-クレイ- [投票][編集]



ずっと君といたい

たしかに君と

人間っていう種類で

寿命もかなり違う

だから

ゆっくり育ってね

僕は君に出会う為に

生きてきたんだよ

ねっ、まなちゃんy

2008/02/14 02:51

[121007] せめてもの願い
詩人:科樹 [投票][編集]


大好きなんて言いたくない

愛してるなんて言いたくない



けれど君が自分を呪うなら

何度だって言ってみせるから

届かなくたって叫ぶから



せめてここからいなくならないで


2008/02/14 02:52

[121010] 永遠より、彼方へ
詩人:フィリップ [投票][編集]

起き抜けた世界の中で
空を飛んだ

自動販売機の影に隠れた面影の中で見た追憶は
茜色をしていた




ついばんだ夢を
解き放つように
空を見上げた

雨待ちの虹は
いつもと同じ色をしているのに
僕は日に日に変化していく
ただ、後ろ向きに




永遠より、遠くへ
歩いていけたら
二人は
笑えただろうか

永遠より、彼方へ
歩いていったら
二人は
変わらずにいられただろうか



セピアが広がる
その世界は
多分、未来だ

それを、永遠と呼ぶには
あまりに世界の年齢は
幼すぎるから

2008/02/14 03:28

[121012] 信じる人と信じない人
詩人:るどるふ [投票][編集]

どこにいるの神様?


君はきっと信じてるんだろう


見えなくたって触れられなくたって両手合わせて祈ってる


「病めるときも健やかなるときも」


「あなたは笑顔でいてください」


だから僕は信じない


神様なんていてもいいけど


僕まで信じて祈っちゃったら


君の凍えたその両手は誰が包むというんだい


信じる人と信じない人


けど互いが互いを願え合うなら


立場なんてどうでもいいんだ


互いが互いを支え合えば


幸せは不幸せよりちょっとは多いはずなんだ

2008/02/14 09:44

[121013] 続:気まぐれ
詩人:科樹 [投票][編集]


六回目のキスをした



君を想う気持ちが止まらなくて

理性がとんだあたしは

ついに自分からした



それだけはすまいと決めていたのに

何回も何回も

君にキスをした



君の優しさに甘えて

何度も何度もキスをした



やっぱりあたしは卑怯者

そんな言葉が頭をよぎっても

あたしは

その言葉を無視した



大好きだよ

愛してる

そんな気持ちを込めて



六回目のキスをした


2008/02/14 10:17

[121021] NO title
詩人:魅羅 [投票][編集]



あなたのこと忘れられなくていい…


あなたのことずっとずっと…


好きでいたい。。




2008/02/14 13:23
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