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過去ログ:

[123001] 初恋列車
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

あの頃はまるで不適当で
感じるもの全て
くだらないって言ってた

だけれど1つ 僕はわかったんだ それは大事なこと
あの頃の景色と今の僕が見てる景色とを見比べてみれば
簡単にわかるようなことさ

あの頃と今はつながってるから当然古くもなるしね
だから時が経てば色あせてしまうのも当たり前な話

だから僕の見てる景色はまるであの頃の
古さや通り過ぎすぎた時の遠さを伝えている

あの日みた夕暮れみたいに 空は淡くそれでいて悲しい色をしていたんだ
1日の終わりの切なさやあまりのはかなさを教えているように涙がぽろり

あの日から ずっと
流してきた涙をひとつひとつ数えながら
僕は人生の終着駅へ向かって走り出す列車に乗り込んで行く

誰も知らない自分だけの人生へ またひとつそうこうしてる間に歳を無駄に重ね過ぎ去る時に遠く手を振り見送ってる

いつの間にか知らない間に僕たちは
大人の仲間入りを果たしていた
気が付けばもうかれこれ二十歳を超え

時間の経つのが早すぎて
そう考えると1日なんて
あっという間な気がする

あの頃描いた夢をはたして僕はいま未来の駅に着いてみて
描いてたものと同じ未来なのか見比べるのも悲しくなるくらいだけれど もう
わかってる わかりすぎてるほどに 戻れない事くらい
それ以上 もうこれ以上 けれど…願ってしまう 愚かに

初恋列車 恋い焦がれ 行き着く先も見えないまま
迷い惑い はじめてのこんな想い胸を熱く焦がした
不確かなほどに君の残像が通り過ぎるたび過ちが加速していく
体中しびれを切らしさび付いた車輪が何もかも全て奪うように
いつかやさしさだけじゃ 何も手には入らない現実を見せるだろう
映画のように瞳のスクリーンに映し出しいき 何か不安げな目でこれからを見つめるさ
燃えるような恋をした頃がよぎる。

2008/03/16 17:25

[123002] 〜思い出をつなげて〜
詩人:愛されない彼氏 [投票][編集]


綺麗な思い出が

目の前にキラキラ輝いてる

閉じ込めようとしないで

もぅ一度だけ

見つめて下さい


もっと輝かせる方法はありませんか。


もしかしたら

少し汚れてしまうかも知れない。

ちょっと壊れてしまうかも知れない。


でも

好きって気持ちを注いで

決して無くなることのない

永遠



二人で造ってみたぃ


怖がらなくてぃぃ


だって


ボクはあなたを愛しているのだから

2008/03/16 17:27

[123005] 夢想列車
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

冷めたような
見飽きたような
目で見ていた
珍しく誰もいない静かなホームの向こうをぼんやりと見ていた

たどり着く
先はこれといって決まってない
いつの間にか
僕は油断して眠ってしまっていた
夢の中で 僕はどこ行きかもわからない列車に乗って
ドアの真横につけられた手すりをつかんで
停まる列車の 中から向こう側を見ていた
向こうのホームの反対側へ行く方向の違う列車の中 ちょうど窓に寄りかかり窓の外の景色を僕と同じに見つめながら
ただぼんやりと立ち尽くす同じくらいの年格好の少女

…と思ったら見つめ合う眼差しと眼差し 気付いたら目と目とが合っていた 不意に

夢想列車に乗って
夢を旅するように
夢想列車に乗って
誰かに恋をしたよ

あの時 どこの誰かわからないけど 実際にいる人なのかさえ
あの日 夢の中でどこかで会ってる気がしたのは何故なのかな

それは僕の思い過ごしかな
それとも都合良く合わせるための妄想かな
それはわからないけれども
どちらにしても僕はあの娘に一目惚れした

それだけは今わかる紛れもない事実
僕がいちばんわかってるんだ
君は相変わらずに
どこの誰かもわからないけど
その相手に恋した
目と目が合ったあの瞬間にはじけた何か
胸の中を爽やかな風が吹き抜けていくよ
心地いい何かがやさしくなで回すように

僕は目を覆うくらいの光を受けて
あまりにまぶしくて目を閉じたんだ
君もすべての景色を闇が吸い込む…
その次の瞬間恐る恐る目を開けたら
そこはさっきまでの駅のホーム
ベンチに座ったまま眠ってしまったらしい
目を開けて気づく
さっきまで見てた全ては夢だったことに あまりにリアルな夢だったために現実だと勘違いしていた
ふと目線を上げると向こう側にこちらを向いて同じ方向にあるベンチに座ってる女の子は…。

2008/03/16 17:58

[123006] 悪夢
詩人:らいむ [投票][編集]

今日見た悪い夢


どうか,現実になりませんように、


(現実も、夢 も、怖い)

2008/03/16 21:52

[123007] アタシイロ
詩人:らいむ [投票][編集]

真っ白なキャンバスに
自分を描こうとして
筆をとったけど、



自分の色が分からない


パレットにたくさん色を出して
色んな色を混ぜて
色々描いて
あぁでもないこうでもない

途方にくれた


たくさんの色の混ざったパレット
何を書きたかったかわからないキャンバス


わたしは なにいろ?

2008/03/24 22:32

[123008] ドリームボール
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

あの日から共に走ってきた
この夢という見失ってはいけない
ボールを蹴りながら 今やこのボールは僕の体の一部と化している

もう蹴ってきたこのボールをゴールに蹴り飛ばす日も遠くない
だから最後の別れをさせてくれ ボールに

今までいろいろあったね 蹴ってきた日の数だけボールには証が刻まれてる
見えない証が見える証もあるけれど
汚れたボールはしっかり磨かれているから ピカピカに

ちゃーんと 蹴りたいから 今まで
ちゃーんと 蹴ってきたから 今日まで

あのゴールにこのボールを蹴り飛ばしたい
はずさぬように
曲がらぬように
ねらい定めて このボールをあのゴールへ
決めるぜシュート
はいれよシュート

夢は体の一部じゃないからいつまでも
抱えて入られないそれじゃ持ち腐れさ
才能は咲かすためにある いつでも
ただただ持ってるだけじゃ意味はない

だから別れをすますために
ホールインワン!ってそりゃゴルフか
だけど別れをすませるには
ホールインワン!の方が良いかもなあ

だから
ホールインワン!
夢よ
ホールインワン!
しっかり叶えるから
しっかり手放さないから
ボールがくれた夢
ボールがくれる未来
ボールが開く明日
夢のボールは僕の中で生き続けてる
今も 夢を叶えてからも ずっと ずっと
次の夢を未来を僕が蹴り出す時を待つように ボールはまたあの黄金のシュートを決める日を心待ちにしているのさ
またあの日のような感動を僕にはこび涙を流せる日を僕も待っているのさ
ボールも僕も待っているのさ
諦めなくした夢をもう一度叶える日を
待っているのさ きっと だから蹴り出す 僕は今また ボールはあるのはつまり 叶えたい夢があるからなんだ ドリームボール!どこまでも遙かへ飛んで行こう 僕と一緒に 2人で手を取り合って。

2008/03/16 18:29

[123009] 目覚めの悪い夢
詩人:まとりょ〜鹿 [投票][編集]

恋人にも
友にも
恩師にも

僕は一向に振り向いてはもらえず

それらの腕にしがみつき悲願するものなら、

一様に罵倒と汚れを払うような態度で

その腕を振り棄てる。


何故だ?何故なんだ?
せっかく此処まで急いできたのに。

皆の為になると、自ら盾になり立ち向かったのに…。


嫌いなアイツが言ったんだ。

憐れみの目で僕を見下ろし言った。


“みんなにお前は嫌われたんだ。

それは…

お前がパンツ一丁だからだろ”



目が覚めた
平穏なる朝日。

一人見慣れた部屋で
嗚咽しながら涙を流して茫然と夢だと知る。



それから僕はパンツ一丁で寝るのをやめた。

2008/03/16 18:46

[123012] 【実際。】
詩人:IKUMI [投票][編集]


明日は、
逢えるのかな?

逢えたら、
何を話そうかな?

そんなことを
思って会話を考えてから、
眠る日が多くなったけど……



実際には、
逢えない日が
多いし、
逢えても…
なかなか会話を
切り出せない。



そんな自分が
いるんだよね。

あなたに
逢ったら、
ドキドキして…
話したいのに、
話せないんだ。

これが、
今のうちの



実際。

2008/03/16 19:58

[123014] farewell
詩人:JAM [投票][編集]

覚悟はしているつもりだった

これからは別々の道

君がいない日常が当たり前になって
僕がいない日常が当たり前になってゆく

「それが嫌」

そう言った僕を
君はちっちゃく微笑んで抱き寄せた


「近くに居すぎると見えてたものが見えなくなるんだよ それが僕は怖い」

そう言った君を受け入れたくなくて拒んでた
でも今は受け入れるから


「バイバイ」

2008/03/16 21:02

[123015] きみに捧げる愛の詩
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君のことが
好きなんだよ
君のことを
愛してるんだ

ばか正直に僕は君を大げさなほど愛したい
これ以上望むことは罪だと思ってるからね

それくらいでやめとこう 言うのは
それくらいにしておこう 歌うのも

だけれど
あきらめられない
だってさ
君を本気で好きだから
当たり前だよね

人に言われて好きだとか好きじゃないとか
簡単に変えるものじゃないから 気持ちは
何よりも君のこと本当は一番求めてるのさ

上手い言葉も僕は使えないからね
なおさら 真っ正直にアタックしなくちゃ
誰かに先を越されたらイヤだもの

きみに捧げる愛の詩
一生の恋はこれ一回だと思うから
決めさせてくれよ
飾らせておくれよ
今夜くらいはきみだけのものになりたい
きみも僕のものにしたい 欲張りなんだ
見た目よりもロマンチックなんだ僕は

君のことが
好きなんだよ
君のことを
愛してるんだ

だって だって だって
本当なんだもん。

2008/03/16 21:05
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