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[125000] 魔の朝
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

半ば仮死状態のように死人のふりの絶頂期 舌足らずな言葉で周りを巧妙に騙す
どうやれば僕は輝きの真ん中になれるのでしょうどうすればいいのだろう?なんにもわからずに走り出した旅の途中 君に出逢い何かを知りました
大事なその何かを抱きしめもしました
幾度手を取り合った数ほどけんかもしてきました そしてこれからも僕らは変わらず不変と決めた形を守り抜く
日常になって行くまで
それを当たり前にしていく僕らは

中毒みたいにいくらかさざめく街を駆け降りる急斜面の空
幾多もの光の筋は僕の身体にささり痛みのない朝を落とす

此処に そこに
君の元にも訪れる
ほんの少しの たった一つの甘えを許して

ただ、真っ向から君を愛しそして自らをも抱きしめた僕は消えない
君のことも消しさせないから 涼しい日陰の木の下で見ててよ

僕らはあと何年生きれるかなぁ
僕らを苦しめる悩みや迷い振り切って
振り絞る力もなくただ時は過ぎ
僕らは無力に終わる切なさ抱くだけさ

月光に照らされた
僕の弱さは
ずるいくらいに輝いて 嘘っぱちの光放ちまたいい加減な物言いで叶いもしない夢を今朝も語ってた
この口が この口で
僕は語ってしまった
何ら変わらないいつもと同じ退屈でぼんやりした魔の朝に

たかがってことで
さっきまではこうだったのにいきなり
変わり始めることもあるくらいって現実を見たのもその日だったね 思い返してみりゃ
いつもと変わりのない今日だからこそ免疫が損なわれ危険察知能力が鈍っていたんだね だから油断した隙にいつ起きるかわからない思いがけないなんて言い訳だけど 人生の終わりが来たんだ
悲しすぎて笑うふたりを暗い宇宙に残したままそれを眺める人 その眺める人をさらに眺める人 ずっと続く時代の渦の流れに逆らうようにはいきられなかった悲しみはもう行き先もなくて。

2008/04/20 11:28

[125002] 消える
詩人:JAM [投票][編集]

僕の人生
不幸になればぃぃと願う
親が





僕の人生だ
道を塞ぐなよ

2008/04/20 12:46

[125003] 
詩人:JAM [投票][編集]

僕には
帰る家が居場所がない

2008/04/20 12:50

[125004] ロビーにて
詩人:快感じゃがー [投票][編集]



飲み込んで
蓋をして

あと何回
すればいい?

鏡の前で
思ったの

私は
何てあさはか

お金の為?
自分の為?

気づけば
指輪が
錆びてた

あんまり
急かさないで

裸の心に
思想

くれたのは

そう

あなた
だったじゃない

あと何回?
あと何日?

手の内
曝け出して

馬鹿みたい

あの日の
言葉

磨いて
信じてた

それは
昨日までの
真実だよ

なんて

いつまで
逃げ道が

ほしいの?


2008/04/20 14:02

[125008] リピート
詩人:soul [投票][編集]

空の打ち出すリズムが
感情に入り込んで
感覚が浮遊
モザイクがかった彼女は跳んだ

スローモーション
緩やかに景色は夜に溶けていく
加速して温度を失って
時計は正しく嘘だらけの明日を指す

何かがまた消えて
何かがまた残って
何かがまた生まれて
何かがまた消して
何かをまた見殺して
何かをまた失って

リセット
ボタンを押した様に
過ぎた日々を綺麗に飾っては
思い出と呼んで
また日常は過ぎる
何も知らないふりをして

空の打ち出すリズムが
感情を溶かしていく
感覚を溶かしていく
モザイクがかった彼女は跳んだ

空の打ち出すリズムが
残像を溶かしていく
鮮やかな夢の中
夜が泣いている

2008/04/20 15:48

[125009] 絶対に…
詩人:里雨夜 [投票][編集]

君は

人が一人で悲しむのは厭うのに

独りで泣くんだね



強がって
虚勢張って
背負いこんで




ずるいよ


気付かないと思ってるの?

何も言わなきゃ分からないと

思ってるの?





分かるよ

はっきりとはいかなくても何となく分かる


君が
苦しんでいること

君が
悲しんでいること






君は勝手だね

一人でなんでも決め込んで独りで行動してる



だから
僕も勝手にするよ


君が嫌がっても
君が拒否しても



もう
君を独りにはさせないから

2008/04/20 15:53

[125011] 元気の源は君のキス
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

今日の君も明日の僕も いつの日の僕でも誰にだってさ
いつか全て別れるための今日という日の出逢い だからこそ掛け替えがないのはそのためさ
慰めあいなど一時的な気休めだと本気も本気でつぶやいてた
この出逢いがもしもそうだとしても僕は別れるために出逢うとは思いたくない
悲しくて濡れた頬を拭い どこまでも甘いねなんて言われたって引き下がらないのさ

通り過ぎていく今日はやがて戻らない幻へと変貌(かわ)るけどね
それでも刻みつけたこの胸の中の証をつけた
今日を僕は忘れない
そして明日も続けて生きるだろう 証を残すために

それが果ては出逢いは別れだと認めることなんだと言われても
証を残さないで歩いて行く勇気はまだないから少し大目に見て

素直な心で向き合う今があるのは 全て幸せくれた君のおかげだ
いつの間にやら昔を懐かしく語ったり古い記憶を思い出だというだけでそれは逆論だ

何枚かの未来の中からあの日 選んだ未来ははたして今の僕に最良の未来なのかななんて思うも
昨日の笑っていられた自分を今ではうらやましく思うのも決して今までのような積み重ねをしないための補助なのさ

深くえぐられる胸が痛み出すけど
同じような日々を生きていくのは当て紙にした紙が悪いのか
昨日を今日に写し取り 今日をまた同じように明日に写し取る夢の中 頭の中ですますのさ

悲しくて むなしくて言葉が連ねる途中 たまに詰まるよ
お風呂のお湯が暗い穴に吸い込まれてゆくみたいに呆気ない終わりであっという間に大人になり失うものももうなにもなくなる日がやってきたら今度は自分の番だ

君が持ってきた水とお湯で割った湯冷ましは 少し身体の火照りを取り除くには十分でした それだけで僕は明日の足跡をつけるのも楽になる ほんの少しの気遣いやそのあとのキッスですっかり忘れかけてた男の部分も元気になる性分。

2008/04/20 17:42

[125012] 初夏
詩人:IKU [投票][編集]

お気に入りの曲をポケットに入れて…
厚手のコートを脱いで
身軽に出かけたら
心までウキウキしてきたよ…

貴方への気持ちは冬に置いてきた…
街は確実に冬から春へ
時を刻んでる
いつまでもしがみついて後ろばかり見てないで…もういいじゃない
前へ進もう…

2008/04/20 23:07

[125013] きんた&M
詩人:CHAOS [投票][編集]


『Natural Melody』
 
伝えたいことがある
心繋ぐ歌と共に

海の深さ 風の厳しさ
波の荒らさ 木々の優しさ

全てに鼓動が宿り
それを感じ取れたなら

僕にしかだせない
音で伝えよう
あなたにそっと届くまで

 
月の切なさ 優しく響き
太陽の強さ 激しく放つ

命の弱さを知り
人のぬくもりに触れたなら
 
静かに芽吹いた
命を奏でよう
尊き愛が届くまで
 
国境を飛び越え
終わりなど
来るはずのない
声に託した想いを
 
あなたへ…


2008/04/20 17:54

[125014] 平熱と微熱のあいだ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕の心には闇にしか咲けない赤い薔薇が咲いてて
散れ 舞え 咲き乱れて欲望をむき出しにしてくれ
暗闇で光る赤いシャドウの中残像が揺らめいてる
ただほど高いものはないのと同じようにただ者じゃない人も人間的価値の水準は高めなのかな

小さくうなずいたあとでちょろまかしたワルふざけの延長で
君は僕にややこしいことはいわないでと半ばキツく水を差す

愛してるなんてただのほめ殺しさ
勘違いはしないでくれたまえ
もう君と僕はなんの関係もない真っ赤な他人
薔薇のように鋭いトゲをその身に携えて赤い情熱的な鮮やかさが似合う人だったんだ

闇の中、
咲く赤い薔薇
平熱と微熱のあいだ
それは、
色めく夜の蜃気楼
帳が降りはじめるよ
カーテンの裏に隠れてるみたいに
君の言わんとしてることバレバレだよ
だけれどわざと話を流し上手く
知らないふりをして君の機嫌をとった

狂いはじめたら
なにをされるか
わかったものじゃないから とりあえず
抱きしめとくよ
ぎゅっと強めに
いつになく泣きじゃくる君を今は可愛いとさえ思えるその油断よ 今すぐ疑問に変われ でも今は変わらぬ愛を悟られぬように注ぐのだ

綴れ折りと愛の偽作 ヒカリ跳ね返るその仇がライトニング!ワケのわからない 言葉の数々並べ立てても観客からは歓喜も拍手さえもらえないけど
ピエロのふりで愛想だけ振りまくのは役者のようさ っていってる間にもトースターから飛び出るトーストはおきまりのベーカリー

そうさあ! 今だ!

風のように滑り込んで疾風のように現れるところまではよかったのに どーしてそんなにもミスマッチ
こうまでも不似合いなの? 神さまじゃなくても誰でもいいからこたえてくれ
神さまは今 デート中 神話の神さまも一般化する危うい時代 おかしいと思わない方が数倍おかしいのになぜ僕だけ 目の敵?

2008/04/20 18:04
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