過去ログ
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[141001] Derision
すべて無に還る
曖昧なこの感覚は何
いくつも流れる時の中で
安心したら消えてしまう
自分の感情が責める
自分を
だって消えられることの
怖さを 知っているから
ワタシはどうしたいの
どこにいきたいのかさえ
どこが気持ちいいのかさえ
解らない わからない
見えていたはずの
自分の感情もすべて
無に還る 還りたい場所
何が正しければ
こうならずにいれただろう
何が正しければ
この先 ヨカッタ未来が見れるのだろ
曖昧なこの感覚で
僕はどこまで生きられるのだろ
哂った 情けなくて
人なんてそんなもんだ
嘲笑った昔の自分を
嘲笑ってやりたい
お前もオナジなんだよ
2009/03/11 16:22
[141002] 明日の不安が重すぎて
笑えと言われたけど笑えない現実さ
笑えない事ばかりさ
明日の不安が重すぎて目の前にある現実すら見れないでいる
この瞳に映るのは不安と悲しみだけさ
ゆるされている時間の中で限られた命をもつぼくらは何度も何度でも夢をみるだろう
そして目覚めてはいつもの生活を死ぬまで
明日もぼくらは繰り返す
なにがイヤでも
なにが苦しくても
生きるなら強いられる生活がぼくらを喜びにたどり着くまでぼくを苦しめる
笑えない理由などありすぎて言葉にしきれない
答はだから言わない
言ったところでわかりきってるから
言わない 言わないよ
ぼくは言わない
夜明けがもうすぐ街を明るくしたら心も照らし見えなかったものすべて見える
不安にしていた答も定まらない現実もきっと形を変えて予想とはだいぶまるくなってあらわれる
さあ だから 迷うのはちょっとだけにして
席に座ろう
あとは自由だ
あとは自由だ
好きなように生きてみようよ。
2009/03/11 18:35
[141004] うわついてんなよ
魂こめられない毎日に何の意味がある
うわついてんなよ
目の前のモノを右から左に流すだけのオマエ
オマエは手に取ったモノに興味は無いのか
ほんの僅か
ほんの些細な
一瞬だがオマエの手に抱かれたソイツを
オマエはなんの興味も示さず次のオマエに似たアイツに渡すんだよ
うわついてんなよ
次はオマエだよ
2009/03/11 19:38
[141005] 実際
ボクを必要とする人は
いないんじゃないかって
そこに居るのは ボクじゃなくても
いいんじゃないかって 思う
人間って 「好きだから」とか
「そばにいたいから」とか言って
一緒にいたりするけど
結局 みんな エゴでしかなくて
自分が 心が寂しいから…
自分がひとりぼっちになりたくないから
寄り添い合ってるだけなのだろうか…
2009/03/11 20:45
[141007] 青の世界
ブルーの夜が
今日もやってきて
「こんばんは」
キミの一日が
今日も始まる
誰にも気づかれずに
悲しみを繰り返して
誰も見てやしないのに
泣くことを我慢して
ただ崩れ落ちる自分を
自分自身の手で
受け止めて
ひたすら浸かっていくダウナーな世界
カラフルな春が
もうすぐやってくる
寒い冬はもう終わる
太陽の光に目を焼かれたとしても
風を浴びたい
そう思えた
そろそろ
世界が終るよ
2009/03/11 20:47
[141008] 人と一。
私はあなたを支えられてるかな。
右が私で、左があなたで。
お互い支え合ってるよ。
人。
あなたの手をにぎっていられるかな。
右があなたで、左が私で。
お互い握り合ってるよ。
人。
もしもあなたが離れてしまったら。
私の支えはいなくなって、私は倒れてしまうね。
一。
2009/03/11 21:13
[141009] 3月11日のできごと。
疲れたなと思いながら
冷たい風に身をまかせ
駅のホームに立つ
もう桜のつぼみもふくらんでいるのに
自動販売機の
"あったかい"コーヒー
でも電車があと5分で来るから
思い描くだけ
ふと辺りをみまわせば
もう夕暮れなんだね
オレンジの優しい光が
僕の胸のところを包んで
思わず微笑んでしまう
そんな太陽に大きな群青色の雲がかかって
海と空がひっくり返ってしまったよう
僕はケータイに納めたくて
人目を気にせず夕暮れを撮ろうとしたけれど
心のレンズで写した
そのままの景色の方が
100倍もキレイに感じて
誰にも気付かれないように
胸の奥の写真家にお願いした
いつの日かまた思い出せるように
丁度来た電車に乗って
僕はずっと
ずっと外を見ていた
2009/03/11 21:22
[141010] いた。
あなた 笑ってくれるから。
私 もっと頑張れるよ。
私が泣いてるの。
あなたは知ってる。
心配かけちゃうから。
あなたの目のいかない所で泣いてる。
つもり。
あなた、私 探して。
「いた」って、笑う。
「行こう」って、私のちょっと腫れた目 覗き込む。
どれだけ泣いてても、その笑顔見れば、笑えるよ。
あなた 笑ってくれるから。
私 もっと頑張れるよ。
2009/03/11 21:24
[141011] 幻の一滴
なにもないところに生まれるもの
なにもないからこそ生まれるもの
「無」が「有」という存在をもつこと
無色がなんらかの色に染まること
なにもないところで始まること
なにもないからこそ終わること
形をもたないものがなんらかの形を得る
ぼくらの人生も夜にみる夢も同じようなもの
そこにあってない
存在してるようでしていない
すべては幻影がなすこと
ぼくらの存在もしかり
人間が生きる今も
人間が死ぬ事実も
現実のようで幻
なにもないところにあたかもあたりまえのようにぼくらは限りある命を手に生まれた一滴のはかない運命を背負って今も着々悶々と死に向かっていながらも楽しく過ごしてる
笑ったり泣いたり
くだらなくバカらしい日々を
そんな毎日がいつか消えれば幻
でもまだ生きているうちは現実
ぼくはまだ眠るには早く死ぬには若すぎる
だから
生きる
ただそれだけ
そんなもんさ
そんなもんさ
考えてる暇はない
釈明の余地もない
ぼくはしたたる幻の一滴として限りある人生で一時の命を生きる 命を自由にできる資格を得た
だから
なるべくしっかりぼくは生きる
やがて死する運命をもっていても爆弾抱えてるなんて愚かしい考えはやめて純粋に生きてみよう
いちいちそれに迷ったって嫌がったって仕方ないさ
ただぼくらいつでも今この時を楽しもう 楽しもう
目をつぶって心に宇宙を広げて涙を流れ星にのせて流そう。
2009/03/11 22:32
[141012] 愛に救われて
壊れそうな理性をなにで抑えようか
ただ決まりきったあたりまえな正義でそれは悪いことだと自分を戒めようか
首をひねりジタバタして考えてる
だけれど未だこたえは見えず
ぼくは闇の中にたたずみ未ださまよい抜け出せずにいる
やり返すことでしか満たされない幼稚なハート
ブレイクしたらなにもかもぶち壊れそう
くり返す日々はなんの意味もおしえてはくれない
すべて己が決める
生きることも死ぬことも未来も夢も
それだけに死にたくなるほど迷い悩み頭割れるほど苦しい
それでも壊れる寸前にすんでのところでぼくを助ける愛の声
憎々しいけれど
明日の笑顔をありがとう
悲しみと喜びをありがとう
今なら素直に言える
だからフェードアウトはまだちょっと先に延ばそう
ぼくにはまだ愛がいるから
ぼくにはまだ希望はつきないから
光に照らされてる
ぼくはまだ見放されていないから
ぼくは君と明日へ旅立つ。
2009/03/11 22:43
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