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過去ログ  〜 過去ログ(No.15000-15999)を10件ずつ表示しています 〜

過去ログ:

[15003] 崖に咲く一輪の花
詩人:HIRO [投票][編集]



何にも触れず


何にも問われず



ただ風に揺れ咲き


ひそかに花咲き

静かに花散る




哀しくないよ


淋しくないよ



限りない空へ

散り逝く事できるから





2004/07/21 00:07

[15004] おめでとう
詩人: [投票][編集]

くだらない事をして遊んでくだらない話をして笑って

そんなバカな事
みんなでいっぱいしてきたのにね

アナタはもう
ママになるんだね

あなたなら素敵なママになれるよ

がんばってね。

2004/07/21 00:19

[15005] − 柄 −
詩人:HIRO [投票][編集]



守るべき者の為

守るべき物の為


刃を抜き 構え行く



殺意ではなく

憎悪ではなく



誇り高い

決意をの重みと共に






2004/07/21 00:24

[15009] シロップ
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

扇風機に向かい
アー、と風をふるわす昼下がり
花すべりひゆは
だいだい色の花弁を閉じ
今日の仕事を早々と終える

台所から
氷のけずられてゆく音が
涼しくひろがる
夏さなか

あの頃
ぼくはちっぽけで
早く大人になりたかった
世界はとてつもなく大きくて
広く果てしないと思っていた
それに負けない
大きなものを持っていると

真っ白な氷の山
にせもののイチゴの赤は
たっぷりと

大人になった今も
変わらずにぼくはちっぽけなのに
世界はとても窮屈で
さっき吐き出した息を吸っては生きる
それでもなお
ぼくは
大人になってゆく
大人になってゆく

2004/07/21 10:22

[15010] happy end
詩人:Souls [投票][編集]

愛してる 大好き 何度言っても
もう今は届かない 響かない

あなたを好きでいると 不安で苦しくて
自分のイヤなとこばかり見えてくる

やっと話せるって思っても あなたは
他の事で忙しくて 私には目もくれない

あなたはきっと少なからず なにかに自信があるの

こんな結末 きっと前から決まってた気がして
あなたが何を言っても もう何も伝わらない

守れない約束ばかりされて それでも私は嬉しくて
一人で本気になってた バカだね・・・

だけど あなたに会えてよかった 好きになれてよかった
あなたの幸せを誰よりも祈ってる サヨナラ。

2004/07/21 01:43

[15016] リトルスター
詩人:孤 花 [投票][編集]

あの子達に何を教えられただろうか

きらきら煌めく星達に



不安定な味でいびつな形で

どっしり重くなったり

ふわりと儚くなったりする

あの子達に



ごめんね

何もあげられてないかもしれない


ただ願っては駄目かしら?

願わずにはいられないから



あの子達の煌めきが永遠にあること

あの子達の笑顔が壊されないこと



出来ることなら何でもする


地上に落ちて来そうなら

うんと押し上げてあげたい



いつも想ってる


だから見上げるほど高い位置に


いつかきらきら輝いてください

2004/07/21 15:49

[15019] 伝言
詩人:Ray [投票][編集]

あなたが好きだよって
最後に云ったのは
いつだったかな

今度また会ったときに、

なんて考えてた私が
ばかだったね。

行き場を失くした思いをどうしたらいいかわからなくて
あなたは今私じゃない別のひとを抱いているのに

私はただあなたを勝手に好きでいることしか出来ない。

それがどんなにどんなにつらいことか
あなたにはわからないだろうね…

蓋を もっと早くに
開けておけばよかった。

ねぇ今でも あなたが好きだよ。
世界中で誰よりも…

2004/07/21 09:40

[15020] ポケット
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

退屈をにぎりしめて
おもてへ出た

そぞろ歩きのアーケード
レモンの駅のホーム
まわるバスターミナル
あと3日で実が落ちるびわの木

ドアの前についた時
にぎりしめていた退屈は
どこかに落としてきたようで
かわりにポケットで
何かざわついている

手のひらにのせると
それは
ころころと笑ったり
さめざめ泣いたりと
いそがしい

ポケットの恋に
まだ名前はない


あなたの名前をつけよう

2004/07/21 10:34

[15021] 花びらの舟
詩人:げんどう@そうぞうか [投票][編集]

眩い陽射し

そよそよと

流れる小川に

花びらの舟が

はらはらと

漂う

まるで兄弟のような

アリが

仲睦まじく

紅の舟に

身を委ねている

ああ

餌を探しに行くのだな

遠くまで

遠くまで・・・

2004/07/21 10:47

[15024] キャップ ストーン
詩人:evans [投票][編集]

さまざまな家庭・・・
さまざまな地域社会・・・
さまざまな学校・・・
さまざまな職場・・・
さまざまな団体・・・

みな 人には組織がある

みんな みんな
キャプ ストーン(頂点)を目指す

でも
みなが そうはなれないよね

経営者・為政者・指導者である君に
キャプ ストーンである君に

伝えたい・・・

君を支える幾千万の石ゆえに
君がそこに存在し得ることを

君よ みなに感謝せよ
底辺の一人を大切にせよ

そして
労働者・庶民・学生・・・である君たちに
キャプ ストーンの土台たる君たちに

伝えたい・・・

君たちが存在し得るがゆえに
全てが成り立っていることを

君が君として存在していることに
誇りを持とう 自信を持ってゆこう

そして
みながピラミッドの
全体であることを

自覚しよう 感謝しよう
ピラミッドのために
みなが戦い潤うことだ

誰人にも権利がある
ひとり一人に使命がある

だから

誰人も

ひとりを大切にしていこう

2004/07/22 01:05
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