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過去ログ:

[153000] お龍伝
詩人:トケルネコ [投票][編集]


チョー女々しい牡蠣フライは云いました

揚げてくださいまし、ワタシの乳首ココロゆくまでコロコロいわしてクダサイナ
あんなそんな蒸し風呂な言葉で、いけずに縛ってくださいましまし
旦はん、旦はん、わては元男やけどあんさんのフクラハギを枕にしとぅやす

あんさん想うて歌っとりやす
はらほろひれはれ、はよ風呂入れ はらほろひれはれ、はよ風呂入れ

意味はありません

意味はないけど、意味はないけど、意味はないのどすっ

ぶぶ漬け 呟いてください
ぶぶ漬け 耳元で囁いてください

ぶぶ漬けぶぶ漬けぶぶぶぶぶぷ…

意味はないけど、意味はないけど、息が臭いのどすぅ近づくなワレァ!クソがぁ、
臭いんだよ テメー  クソがぁ、 … 臭っ!まだ臭ぁっ!   ふー

旦はん、旦はん、わては怒りん坊やけど、あんさんの陰毛でまだ綾取りしとうやす‥
夜毎泣きながら枕につっぷし、鼻糞ほじって行く末案じとるがなハハッ
どうか気ぃつけてフン、いや日の本、いやフンドシ自分で洗濯しとくりゃれりゃれるれっれっ♪

2010/02/14 05:13

[153001] 馬鹿は風邪を引かない
詩人:紅麗-クレイ- [投票][編集]



馬鹿は風邪を引かない

いや、

馬鹿は風邪に気付かない

だろ

2010/02/05 18:13

[153002] やるんだ
詩人:かけてん [投票][編集]

眠くて疲れてもう動きたくない
バイトなんて辞めたい
だけどそれは許されない
それが社会で
だから今日もやるしかない
精一杯やるしかなあ

2010/02/05 18:23

[153008] ヘリポート
詩人:どるとる [投票][編集]


僕らいつも背中に背負ってるんだよ
絶望と希望のそのふたつを
今、回ってるのは次も回るために回ってるのさ
ただそれだけのため
人も街も時間も季節も同じ理由で回るのさ

カレンダーのいたるところに書いたバツ印
まるで全てを否定したように先の日にちにさえバツをつけてる

僕というポンコツのヘリが着陸するような場所はあるかい?
生まれたばかりの赤ん坊が入るゆりかごみたいに

ほら 人なんかすぐ棺桶の中なんだから
早く ヘリポート
着陸したいんだ

滑走路はもういらない
どこにも行かないから

パラシュートなんかなくてもいいさ
僕というヘリは空中で爆発するから

さあ どこにあるの?
僕のためのヘリポート
僕だけのヘリポート。

2010/02/05 20:35

[153011] 全速力
詩人:どるとる [投票][編集]


真実は虫眼鏡じゃ見えない
自分の肉眼でほら見定めるんだ
拡大する必要なんてないんだ

ほら 草場の蔭からこちらを見つめてる真実を全速力で追いかけて行こう
袴 揺らめかせて
下駄を鳴らして

金田一みたいに
僕は今 全速力で
探しに行くよ
誰かのため
自分のため
時に無駄足とも思えるときでも答を探し続けるよ

もじゃもじゃ頭を掻きながら
今日も事件と聞けば金田一が現場に向かう、不可解な謎の待つ霧の中へ走ってゆく
僕も走ってゆくよ
どんなに難解な謎でも
全速力で解き明かすよ

何もかも 事が済んでから ある程度パズルのピースがそろってから静かに探偵は話し始める
事のあらましをなぞるように

だけれど僕は金田一よりずっと早く謎を解き明かしたい

そして全速力で真実へと向かいたい。

2010/02/05 22:49

[153012] 月鏡
詩人:大示 [投票][編集]


満月から螺旋階段が生えた

向こうに何があるのだろう?


歴史から消えた言葉

忘れられた人たち


今、ふと向こうから誰かが
覗いた


あの人は誰だったろうか


私は

誰を

忘れてしまったのだろうか

2010/02/05 23:19

[153013] Ex everyday
詩人:USAGI [投票][編集]

当たり前のように 私が居て
当たり前のように あなたがいて

当たり前のように あの空間があって
当たり前のように あの時を過ごしていた

「あの頃に戻って
もう1度歩めたら
今度こそはうまく行かせるのに」
こんな“たわごと”
決して誰にも言わないけれど

思うだけならタダ
どうか思いたいだけ
せめて思わせて


当たり前のように 私が居て
当たり前のように あなたがいた

2010/02/05 23:35

[153015] 人待ち娘
詩人:白茹たま [投票][編集]


六花降りゆく今日
軒先には人待ち顔した娘
綺麗に結われた後ろ髪
紅き簪がよく映えた
桃色の衣 風に揺れ
白玉の肌 紅さして
嗚呼 彼女は
誰を待っているのか
今か今かと
白い風に吹かれ
何を想うか

2010/02/06 00:06

[153017] うたをうたうと
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

歌をうたうと


心が恋したみたいになる

歌をうたうと


内臓がバラバラに
好き勝手に走りだしていく
毛根もみんなあさっての方角を向いてる


歌は
手綱をふりきって


水の上も
あの高い山の花びらの上も


走り出してしまう


歌を うたうと


全身の血液が


開けたてのCOLAみたいになる


歌をうたったあとは


きっと夜風が締めのお茶漬けみたいに身体にしみる


うたう私は


色鉛筆で書いたような
牧歌的な故郷に


いる


ひどく潜在的な場所


調子がよくても


歌をずうっとうたってはいけない


現実と、うたの狭間をたゆとわなければ


次のうたは生まれないから





2010/02/06 00:27

[153018] パスワード
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

ひどく うっかりしていた

思いだせない


パスワード


そう しかし これも運命

僕から離れて行きたかったのだ 確か、に


大事な最期のフレーズが

思い出せない


フレーズが まるで 色や図形や絵画みたいなものになってしまい


僕の身体の外側を

延々


まわっている


そう 確かに 思い出せない


二度と触れることはない温度


あの匂い かたち


なまめかしい
うっとりするような


二度と触れる事はないだろう


彼らは 自らの意志で


僕から 去ったのだから





2010/02/06 00:35
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