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過去ログ:

[156001] ももたろう
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

桃桃桃桃桃から生まれた
桃桃桃桃桃桃桃桃桃太郎
桃桃桃桃桃桃桃桃桃尻の
鬼っ娘に恋をした桃太郎
桃桃桃桃桃から生まれた
桃桃桃桃桃桃桃桃桃太郎
犬と猿と雉と話をした末
桃桃桃桃桃から生まれた
桃桃桃桃桃桃桃桃太郎は
鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼っ娘と
鬼鬼鬼鬼鬼ヶ島でデート
桃桃桃桃桃から生まれた
桃桃桃桃桃桃桃桃太郎は
ある日ある日デートの日
桃桃桃桃太郎は寝坊して
鬼鬼鬼鬼ヶ島に遅刻した


鬼っ娘「遅いぞ桃次郎!」

桃太郎「おれ、桃太郎だし! それを言うなら小次郎だし! 鬼ヶ島じゃなくて巌流島だし! デートじゃなくて決闘だし! そもそも時間に遅れたのは小次郎じゃなくて武蔵だし! とにかく遅れてすんませんしたっ!!!!」


桃桃桃桃桃から生まれた
桃桃桃桃桃桃桃桃桃太郎
桃桃桃桃桃桃桃桃桃尻の
鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼鬼っ娘と
二年後、結婚したそうな
結婚式には犬や猿や雉や
おじいさんおばあさんや
桃次郎も参加したそうな
めでたしめでたし桃太郎

2010/05/13 01:57

[156002] 真夜中のファミレス
詩人:ジャガー [投票][編集]


金と人と携帯電話

古いブルースと珈琲と

生と死と痛み



どんなに楽しい日も

この時を忘れない


 

2010/05/13 02:10

[156004] COLOR
詩人:BattlE HearT [投票][編集]



巡る季節を追いかけてた




変わり行く情景




また四季が深くなる




ここに秘めた想い




自分の為じゃなく




誰かの為に歌いたい。

2010/05/13 04:37

[156009] Salvatio.
詩人:猫の影 [投票][編集]

わざわざ刳り貫いた夏をトーストにのせた
喧しい蝉の鳴き声が耳についた

さよならを言われる前に、と女はいった
こりゃ失礼、そう男は言った
そんな簡単なもんならよかったのに

うだるような暑さをスープに混ぜた
やたらと塩っ辛いんだ
だから夏は嫌いだ
ライ麦畑は1人で行ってくれ


私じゃなくっても、と女は言った
そんな気も、そう男は言った
そんな簡単なもんな訳もない

五月蝿いくらいの日差しをミルクで薄めた
生温くって飲めやしない
だから夏は嫌いだ
砂糖黍なんか見たくもない


夏をわざわざ刳り貫いたっていいことなんてありゃしない
わざわざ、にはいいことなんてあるわけない
お手並みは拝見済み


さよならを言われる前に、
私じゃなくっても、
わざわざそんなこと言わなくっても、
おっとこりゃ失礼、
そんな気も、
そんなこと言っても何もわからない


何も見えやしない

2010/05/13 13:30

[156011] 恩を突き返す戯け者。
詩人:なってくる [投票][編集]


《もう どう転んでもいいぜ!》



大船を乗せた大海を乗せた地球を乗せた宇宙を乗せた絶大に乗った気持ちでいればいい






君が「不安だ」って言うと


君が欲した五千倍くらい

ワクワクさせ過ぎるから覚悟しといて





君が「怖い」って言うと


君が望んだ五億倍くらい

楽しみにさせ過ぎるから覚悟しといて






見失ったらその度に


五月蝿いくらい
《大丈夫!》って気付かせてあげる





何回離れた手だって また繋ぎ直して


痛いくらい握っててあげる





何度裏切ってくれても


呆れるくらい信じ抜いてあげる







しつこいくらい



君が好きなので、







苦しいくらい



抱き締めてしまいましょう。











ここは僕の奢りで。




全部僕のせいで。





《いつも僕を僕にしてくれてありがと!》

2010/05/13 14:57

[156013] 届くといいな
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


君がいるから

僕の世界は続いて行く


変わらぬ温もりと愛で

いつだって君を迎えるよ


おかえり

元気そうで安心したよ


いつもの言葉は

君のためにあるんだ


変わることは怖くはない

変わらぬことも同じ


ただ辛く悲しく

もどかしい日々を耐えなくちゃね


変わらぬ僕を選んで

君を待ってる


大丈夫さ

消えたりしないから 笑って

2010/05/13 16:58

[156015] 
詩人:紙一重 [投票][編集]

背中を見ていた

頼れる背中だった

その後ろ姿を
追いかけられるだけで
幸せだった


いつか私にも
追いつけるときが
くるのでしょうか


見てみたい
走ってるあなたの顔を

どんな表情をして
どんなことを考えているのか


あなたの素顔を

私は見てみたいのです

2010/05/20 23:56

[156017] 唄いだす心
詩人:アい兎たヲ [投票][編集]

いつもそう

わかってるのにね

騙される

誰かにって訳じゃなくてね

騙される


嘘つきになるあたしの心


でもそれが信じることだって

疑わないことが愛だって言いたい


浮気の予感も

悪い人の予兆も

魅力だよねって心が言うの


恋をするとあたしのことを

あたしの心がね

上手くわかりやすく

嘘を愛を唄い始めるの


2010/05/13 17:43

[156018] 着ぐるみの付き合い
詩人:巳年生まれ [投票][編集]


お互いなんにも知らない
外見ですら わかんない

せいぜいあっちがクマで
ぼくがウサギってくらい

いったい
なにがわかるって言うのだろう

いったい
なにがわかるって言うのだろう



家族ぐるみだとか
ありきたりな単語はありしも

残念だがぐるみ違いさ
どうやらぼくらは着ぐるみなようだ


愛しのファニーぐるみ彼女
毛並みは麗しのブラック撫子

蜂蜜とかは基本嫌いな
ビターアンドビジー ぼくの彼女


一方ぼくは特徴のない白ウサギ

彼女から聞いたら
彼女から見たら

ぼくはなんのひねりもない
ただのつまんない白ウサギ

嗚呼…



夏はぼくも 彼女も
中は汗がべったりだろう
だけどぼくらは
身を寄せ合い生きていくだろう

冬はぼくも 彼女も
中はだいぶ暖かいだろう

だからぼくらは
身を寄せ合う必要すらありゃしないだろう



少し暑苦しいくらいがちょうどいい

少し見えないくらいがちょうどいい



お互いなんにも知らない
外見ですら わかんない

せいぜいあっちがクマで
ぼくがウサギってくらいで…


自分の事すらなんにも知りゃしない
身長体重ですら よくわかんない

せいぜい現在の体調の良し悪しくらい?
向こうは様子を見てないとわかんない


いったい
なにがわかるって言うのだろう

いったい
なにがわかるって言うのだろう

ぼくはいったい
なにを知ってるって言うのだろう

本当にぼくは
彼女のなにを知っているのだろう


嗚呼…



今日も風船を配る…

嗚呼…

隣で彼女が夕焼けに染まる…




赤っぽい色の風船を
手を放さないように渡す

そんなかんじさ

2010/05/13 17:57

[156019] I'm little tree
詩人:山姫 [投票][編集]

これはたとえの話
私という木があったと仮定する話

周りにはたくさんの様々な木があってあまり目立たないけど
確かに存在してる

太くも大きくもないから自分をつくろうような葉っぱばかり
でも、そんな私の下に誰かが来て
一休みするような
少しでも安らげるような
そんな木だったらいいな

もう朽ちてきているから
小さな花を咲かせることはできても
実をつけることはできそうにないな
…それがちょっと残念だけど

それでも
私の作った葉っぱたちが誰かの糧になって
少しでも元気をあげられるなら
ちっぽけでも頑張る意味があるかな

花みたいな素晴らしいものはあまり作れなくても
できるだけ多くの言の葉だけは作って残しておこうかな

2010/05/13 18:38
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