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過去ログ:

[159002] ハサミ
詩人:pereo。 [投票][編集]

二つの目から水を流し

ハサミをそっと手に取った


ジョキン・・


髪を切る



ジョキン・・・


指を落とす



ジョキン・・・・


痛くなんかない

血だって出ない



ジョキン・・・・・


悲しみも

切り離せれば良いのに

2010/07/27 16:43

[159003] 境界線
詩人:紅夕陽 [投票][編集]

もう会えない。

空はこんなにも近いのに。

手を伸ばせば届きそうなのに。

いつか、砂に還るその日まで。

越えることのできない境界線。

2010/07/27 17:29

[159004] 変わらないもの
詩人:MOMOTAROU [投票][編集]

何も変わらないと思っていたのに

私の中 貴方の中では

少しずつ変わっていって

今では 近くにいるのが

当たり前な存在

相変わらずな距離で

適当な会話

当たり障りない返事に

こんな毎日が幸せに感じる

不思議で仕方なかった

私の気持ちを話した時

貴方の気持ちも知った

話して後悔はしていない

寧ろ よかったと思ってる

言葉がいらないくらいの関係で

わかりきった答えなのに

貴方の口から答えを求めてしまう

不安で仕方ないように

催促しているわけじゃない

ただ 不安なだけ


そんな私をみて

ちゃんと答えてくれる

貴方なりの答えで

私が求めている答えを

意地悪な 答えを

2010/07/27 17:47

[159006] 嘘でいいから
詩人:白木蓮 [投票][編集]

好きだよ

嘘でいいからそう言って

ぎゅっと抱きしめて

嘘でいいからそうして


そんな優しい嘘を

わたしにくれませんか?

嘘でもダメですか?

2010/07/27 18:37

[159007] あなたの傷が癒えるまで
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

かさぶたになりたい



あなたの傷が癒えるまで



かさぶたとして



そばにいさせて



あなたの傷が治ったら



遠くで あなたの幸せを願うよ



だから せめて今だけでも



かさぶたでいい



そばにいさせて…

2010/07/27 19:41

[159009] 今のまま。
詩人:魅羅 [投票][編集]



何もない人生なんて
つまらない。


何もなければ
私は成長できんなぃんだね


じゃぁ ポジティブに
積極的に明るく
生きていかなくちゃ


2010/07/27 20:05

[159010] スズメ
詩人:大示 [投票][編集]


熱い地面をクチバシでつつき

枯れた草を大事そうに持っていく

風が少し強いけれど


小さい羽音を響かせて

君は飛ぶ


よたよた

ぱたぱた

暑い中、ご苦労様です


2010/07/27 20:29

[159011] 久々
詩人:魅羅 [投票][編集]



久々に会ったあなた

好きかもって思っちゃった


でも あなたのこと

好きって言ってる人を

私は知ってるから…


私は身を引くしかないよね


2010/07/27 20:33

[159019] 微笑み返し
詩人:どるとる [投票][編集]


君が笑ってくれたから始まったようなストーリー
たったひとつの微笑みから僕の瞳にうつる世界が鮮やかに見違えた

サイズの合わない靴を履いていたら
靴擦れを起こすような身の丈に合わない
慣れないことはすべきじゃないと心がおしえてる
わかっていながらもかっこつけるように強がるように 自分の限界を是が非でもこえようとする

愛想笑いでも冷めた笑いでもない本当の微笑みをくれた君に僕も微笑み返し
これで貸し借りは無し
でもまた僕は君に永遠の貸しをつくることになるよ
だって君は僕のこれからを見届ける人だから
そして僕は君のこれからを見届ける人だから

ずっとそばにいてね
その微笑みはまるで万能薬のように僕の傷跡に効いてゆく

気づけば悲しみなんかどこへやらだよ。

2010/07/27 22:02

[159020] 種を蒔く日々
詩人:どるとる [投票][編集]


今日という畑に
明日という種を蒔きましょう
昨日という畑に
今日という種を蒔いたように

昨日はもう
枯れた花のように
思い出せば
悲しくもなるけど
記憶だけが
アルバム開けば
頭の中に朧気浮かぶ
過去という名前で区別されるけど
確かに過ごした時間
笑顔や涙も嘘じゃないのさ
明日もそんな過去たちのように素晴らしい思い出になればいい

種を蒔いたなら
水の代わりにね
涙をひと粒
落としてやりましょう
生きていくには悲しみはつきものだけど
うれし涙でもこぼしてやりましょう
うれし涙で育った花は悲しい涙なんか忘れさせて
いつの間にかすくすくと育ち大きな花になる

夕焼けの空の下
夜の星空の下でも
その花はキラキラと輝くでしょう

生まれてから
死ぬまでの時間
百年ほどあるけど
いつもいつも
楽しくはいられない
悲しみに暮れる日もあるけど確かに生きてればいいことはあると知る

知らないあいだに
知らないあいだに
心に記される
見えない成長日記に
また新しい記憶が刻まれれば
きっとまた素晴らしい花が咲くでしょう

それは幸せという名前の花
雨の日でさえ
風の日でさえ
つよくつよくそそり立ち
ピンと根を張る
僕という花

種を蒔いては
花のように
枯れてゆく時間でも
種を蒔いて
花咲かせる
その意味がわかれば
毎日は輝いているんだろうね

使い捨ての笑顔でも
また顔に咲く
涙で濡れた地面が
乾いて
幸せに満ち溢れた
笑顔が咲く

その時を
その時を
ひたすら
待ちわびて
今日も
種を蒔く日々

生きてる意味なんて
探したところでありはしないけれどこれだけはいえるよ

僕はきっと明日へ旅立つそのためだけに生きてる
明日には今日にはない何かがきっとあるから

きりもなく
明日という種を
蒔きつづける日々さ。

2010/07/27 22:19
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