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過去ログ:

[167000] 帳の中で
詩人:☆桜歌☆ [投票][編集]

部屋の明かりを消して
カーテンから漏れる
月の明かりを眺めていた

妙に静かな部屋には
心臓の鼓動が響いていた

何も無い静かすぎる帳に
明日の天気を祈りながら

2011/04/01 22:33

[167001] 匂い
詩人:おるふぇ [投票][編集]

わたしの

好きな人

いい匂い

柔らかい


季節の中で

迷うことも

あるけれど

わたしは

変態でも

いいよ


あなたの

匂いが溶けた

光や

水や

空気を

集められるだけ

集めて

それを

たらふく

頬張りたい


長い夢

長い雨



そんな瞳で

ねえ

同じ世界に

いる

あなたは

夢なの

あまりにも

美しく

壊れそうで


一つ

あなたが

弱さや

くだらなさを

指で

弾いてくほどに

魂のレベルで

細胞のレベルで

痺れてしまう


そのエキスで

わたしを

埋めて

染めて

欲するほど

なぜに



溢れるのでしょう


あなたのまま

ありのまま

あなたは

生きてるだけで

いい


起きたら

雲を見るんだ



届きますか



何も言わない

でも

なんとなく

わかる

ありふれている

けれど

わたしは

幸せなんだ


つかめない

雲みたいな

あなたの心

どこへ行くの

わたしは

ここ

照れ臭くなるような

甘酸っぱいような

そんな朝と夜

何か

奇跡でも

起きないものかと

起きたら

起きたで

気づかない


あなたという

奇跡

どうしたら

この熱は

下がりますか


無理

でしょうね

今日も

あなたの匂い

胸一杯に

溢れてますもの

2011/04/01 23:21

[167002] 
詩人:桃井 美結那 [投票][編集]

 
泣きたいのに涙を流すことも出来ない
心はずっと「痛いよ」って「苦しいよ」って悲鳴をあげて
大声で泣きじゃくってる
このままじゃ
壊れるのも時間の問題
せめて身体から流れてくれれば少しは楽になれる気がするのに
 

2011/04/01 22:38

[167003] 書きなぐる
詩人:アい兎たヲ [投票][編集]

あたしを
冷たいと言ったあなた

あなたは冷たい人でしょう

あたしを
優しいと言ったあなた
あなたは優しい人でしょう

あたしを
可哀そうと言ったあなた
あなたは可哀そうな人でしょう

あたしを

あなたを

誰に向けた訳でもない
あたしの
あなたの

そんな話


2011/04/01 22:40

[167005] 月と地球
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

あなたは



まるで 月のような人



私の周りを ぐるぐると回るけれど



それ以上は 近づいて来てはくれない…

2011/04/01 23:09

[167007] おしり
詩人:おるふぇ [投票][編集]

ふわふわ

ぷるぷる

しあわせ

しあわせ


はじけて

はずんで

しあわせ

しあわせ


てざわり

やわらか

たべごろ

しんせん



おしりって

いいきもち

2011/04/01 23:28

[167009] 名も無き詩片
詩人:さみだれ [投票][編集]

とある堤防をどこに行くでもなく歩いていました
すぐ横の川の上を鳥が横切って
きっと向こう岸に誰か待っているんだろう
君を待っているんだろう
ふと立ち止まってくさむらをのぞきこむと
一匹の猫がその声を張り上げていました
きっとおなかが空いたんだろう
俺の目を見て必死に泣く
生きている限り
誰もが何かを求めているんだ
すがりついて
それでも足りなくて
ときどき泣いちゃうんだ

この辺で見上げよう この空を
飛行機雲がいいぐあいにまっすぐで
きっと大切な人に会いに行くんだろう
俺の場所は?大切な人は?空の下にある
ここが生きている場所なんだ
傷ついて
やっと気付いて
それが大切な人

とある堤防を家に向かい歩いていました
すぐ横の道路を車が横切って
きっと待っている人がいるんだろう
帰るべき場所があるのだろう
俺の待っている人は 帰るべき場所は

星が出てきた頃
ぼろアパートに着きました
ドアの前で立ち止まって泣く
きっと誰も待ってくれてないんだろう
お前の影すらないんだろう

生きている限り
誰もが何かを求めているんだ
すがりついて
それでも足りなくて
ときどき泣いちゃうんだ



2011/04/02 00:07

[167011] すくう
詩人:高級スプーン似 [投票][編集]

すくわれるのはいつも

あしもとばかり

だれも

ぼくを

みていない

だれも

ぼくを

すくってくれやしない

なんて

じこちゅうなかんがえは

どこかで

おとしたみたい

いまは

せかいのはしっこから

ちゅうしんにいるだれか

ひざこぞう

すりむくあなたを

みてるんだ

だれも

ぼくを

みていない

それは

きのせいだったから

2011/04/02 02:03

[167012] 変わらないということは案外難しい。
詩人:重夏 [投票][編集]

変わらない君のその横顔に

変わらない君のその仕草に

変わらない君の瞳の輝きに


いつまでも
変わらない君の全てに


僕はいつだって 安堵する

2011/04/02 03:43

[167015] 貴方がだんだん
詩人:ぁぃ [投票][編集]


日に日に貴方の存在が
大きくなってる気がするの
気が付いたら貴方の事
考えてるの
貴方からメールが来ると嬉しくて
一緒に撮った写真とか
待ち受けにしちゃうの
これって変かな?
毎日葛藤してるの
メール返ってきてないのに
送るかとか・・
結局送っちゃうんだけどね
でも
これからはあまり送らないよ
だって
貴方は社会人になっちゃったんだもん
忙しいのに
邪魔なんてできない
たまにメールくれたらいいなぁ

2011/04/02 08:09
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