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過去ログ  〜 過去ログ(No.18000-18999)を10件ずつ表示しています 〜

過去ログ:

[18000] カワラナイモノ
詩人:ゆぅ [投票][編集]

出逢った頃は
誰でも
優しいもの

移り変わりは
冷めた証

誰だってそう
だから
きっと Baby

あなたも
同じだと思った
それなのに

ねぇ、どうして
変わらずに
あなたは優しいの?

初めての夜も
今夜も…

ねぇ、そうして
この先々も
傍にいてくれるの?

愛しさの意味を
教えて
くれたように

淋しさの理由を
教えて
くれたように

変わらない
優しさがある事を
証して…

2004/10/08 01:36

[18010] 想いの小石。。
詩人: [投票][編集]


流れをもたず 留まる中で 澱む 水に。。

想いの小石を 投げ込む・・・けれど。。

想い儚く 深い底に・・・小石は沈み 波紋はおきず。。

流れをもたず 留まる中で 澱む 水に。。

白い想いの絵の具を そっと 一滴・・・

その想い儚く 滲んで広がらず 澱みの中に 消えていく。。。

2004/10/08 06:54

[18021] Bath Room
詩人:杞柳 [投票][編集]


一日の終わりにあったものは
冷えた体と
冷えた心

冷えた体は
あたためるとして
冷えた心は
どうするの?



一日の終わりにあったものは
汚れた体と
汚れた心

汚れた体は
洗い流すとして
汚れた心は
どうするの?



一人ぽつんと
バスルームで


2004/10/08 16:42

[18023] 遠距離恋愛
詩人:凜一 [投票][編集]

遠く夢を叶えるため
旅立っていった君

君が好きだといっていた
私の丸くて小さい字に
精一杯の願いを託して
君に送るよ


本当に
いっぱいいっぱいなんだよ

電波に擦れて届くケータイの声や
ただ「がんばれ」としか言えないメールや手紙には

私の本当の想いなんて
半分も収まってくれないのだから


好きな気持ちだけは
ちゃんと残るから

忘れたりしないから

ただ少し
遠くなるだけだから

君は
私に
自分に
言い聞かせるように
つぶやいたね

あの頃は
手を伸ばせば君がいてくれたから
どんな時も離れないと
信じられたから


抱き合うことの意味を
口付けの感触を
肩が触れる距離を

なぁなぁに考えすぎた


君に会いたい

今なら全て打ち明けられる

言えなかった分の「好き」を
何度でも伝えられるのに


どうして、いまさらなの


好きな気持ちだけは
ちゃんと残るから

忘れたりしないから

ただ少し
遠くなるだけだから

あたしはあたしに
言い聞かせて
だってそれしか
信じられるものがなくて


会いたいよ
会いたい


もしもいつか
君の夢が現実になって
あたしが飛んでいったなら

いちばんに
思いっきり抱きしめよう

思いっきり

2004/10/08 18:23

[18025] 甘い
詩人:あいく [投票][編集]

ぬるま湯で入れた珈琲は
溶けなかった砂糖の甘さが
後になるほど嫌味になる

いつもぬるま湯で過ごしてきた
私の甘さもそろそろ
嫌味になってきたのだろうか。。。

2004/10/08 19:54

[18029] 一日の終わりに
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

今日という一日を
どう過ごしたか
なにを し、
なにを感じたか、

今日が
今まさに終わって逝くときに
さて、
おもいだしてみよう
などと
試みているうちに
それはもう
昨日の出来事になっている
ので
ひきだしをみんな空にして
わたしは
めざましをセットする

見上げた本棚の
二段目にサリンジャー
昨日も、
そのまた昨日も、
おそらく
三年前、も

うつろいゆく
不確かな世界

途中にも
流されず
変わらないもの

あるのかも、しれない

などと
一日の終わり、は
一日のはじまり
である

気づかないまま
今日もねむる

2004/10/08 21:37

[18030] Maddest
詩人:紅麗-クレイ- [投票][編集]




私の性感体の血が
騒ぐ深夜零刻

今夜も写真に写る
あなたの首を切り
狂言を吐くわ


さぁ早く私の前から
消えなさい
じゃないと撃ち殺すわよ

あなたは私に
別れを告げたの

私なんか
もう必要ないんでしょ?

だったら
さっさと消えなさいよ

私の前に二度と
その醜い顔を見せないで

あなたの存在が
目障りなのよ


早くしないと
血も肉も骨も
残さないくらい
バラバラにするわよ



早く!



早く!!



早く!!!



さぁ!!!!





2004/10/25 00:03

[18031] 涙がれ花
詩人:げんどう@そうぞうか [投票][編集]

涙流れ ながれ ナガレ 流れる処 何処

涙落つる地に種落つれば

涙は花の一部と流る

涙流れ ながれ ナガレ 流れる処 何処

涙落つる地に種芽吹かば

涙は花の栄養と流る

喜び涙花 悲しみ涙花

涙花流るる地に

新しき涙

涙がれ花

2004/10/08 22:28

[18034] 季節
詩人:mana [投票][編集]

流れていく季節を見るのが好きだった


春…

沢山の花達が様々な彩りを見せる季節

桜並木の下を散歩するのが好きだった


夏…

太陽の光が全てを照らす季節

駆け回る子供達を眺めるのが好きだった


秋…

木々が葉を紅く染めあげる季節

夕焼けの中優しい凪を感じるのが好きだった




雪の到来を告げる季節
街を包む凛とした空気が好きだった



そしてまた春がやって来る…



流れる季節を見るのが好きだった…

2004/10/08 23:46

[18037] 飲み干す
詩人:げんどう@そうぞうか [投票][編集]

枯れた体が求める液体は

水 それも本当の水

人の手を介さない水

今では コンビニに

売られる 人の手を渡りきった水

山が枯れる

じゃあ どこに水がある?

水はどこだ 飲み干すのが人のサダメか

2004/10/09 01:26
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