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過去ログ:

[181000] 素数
詩人:どるとる [投票][編集]


割り切れないことばかりだ
この世界は得てして鏡のようなもの
姿あるものを映し
影あるものをとらえる

素数です あなたも僕も ありとあらゆる概念も

あなたを愛す僕もわからない
あなたを憎む僕もわからない
答えは何処

存在するもの全てを
受け止めるようだけれど
否定しないぶんだけ
課せられる痛みがある

理解を超えた 闇の中 生まれるもの時にこの身を心ごと焼き尽くして全てを零にする

素数です 空や海、瞳に映るめぼしいものは全て

素数です 在っても無いような命の重さを慈しむ

僕らは目に見えぬものにさえ価値を 見いだしている

だから割り切れないことがある

だけど割り切れないことがこの世界を支えてる

世にある解き明かせない不思議が 明日を照らす光になる

わからないなら
わかるまで

その未知数を手に
彼方まで続く道を行け

余りのある計算も
子を増やすように
生まれて

だからひとつふたつと命が咲くように
何ひとつ無意味なことなどない

思えば、あなただってその中のひとつ

全てが輝く光の粒。

2013/02/25 23:38

[181001] 愛して愛されて
詩人:どるとる [投票][編集]


誰かを愛して そして自分も愛されている
誰かを憎んでも まだ愛してくれる人がいる

誰かを許して そして自分も許されている
誰かを貶しても まだ見守っていてくれる人もいる

そんなふうに 僕らは一人にはなれない
どんなに空っ風に 吹かれたって

気づけば愛されている
気づけば守られている

人のそば 君の近く
ぬくもりの傍ら

愛して 愛されて

その意味を深く深く
胸に重く優しく
感じている

だからまだ
僕も人を愛したい
人に愛されていたい

この血の通った
世界の中

人のぬくもりに触れて 触れていたい。

2013/02/25 23:44

[181004] ある夏の日
詩人:ぁぃ [投票][編集]


あのね
初めて年下の事好きになったの
どうしたらいいかわからないの
一緒にいれると嬉しいの
ワクワクするの
学生とフリーターだから
あまり一緒にいれないから
会えるととっても嬉しいの
一緒にいれるだけで幸せなの
触れてるだけで良いの
君は触れても逃げないよね
どう思ってるの?
全然わからないよ
聞く相手がいないよ

君は僕の事どう思ってますか?

2013/02/26 01:08

[181005] 女子の本懐
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




雪の溶けてゆく過程に
君を擬えた

丸で如何しようもない頃の、落日



覚醒した夢と対峙した
本日の気候は

雨のち錆/時折、雷
ノンレム睡眠



いま、荒療治にも
ささやかな希望

健気に抱きしめる
視線の先が痛かった



穢れているのは
多分、君と同じ

所詮は、で
片付けておいた性分が

疼き出す週末とか
誰かの影に俯く朝...



感染恋愛

溺れてく角度で

如何でも好かった
なんて、今更。

何を、どう、繕っても...



速度上昇

期待、込め
卑猥な言葉で試して、気を惹く

明日あたり
古びた箱捨てて...



望まぬ今を棄てよ!
厭わぬ苦労を、魅せろ!

「拒めないさ」




2013/02/26 02:19

[181007] 
詩人:レモン [投票][編集]


桜色の景色が
季節中に溢れ返る
その日迄は、

歩いてゆけると
そう信じて


瞬間へと私達は
皆、旅発ち



舞い躍る桜吹雪の夢幻(ゆめ)
憧憬の憶いへと熱く宿せる様にと。





2013/02/26 07:39

[181008] 幸せ陣痛
詩人:みどり [投票][編集]


幸せな日々がやってくると
突然過去の辛い記憶がやってくる


幸せな日々が続くと
過去の辛い記憶が目を覚ます



そうして

繰り返すよ



幸せな日々

辛い日々

幸せな日々

辛い日々…


繰り返しているうちに


幸せな日々が長くなり

幸せな君が誕生する

その道のりは

難産かもしれない

でも

逃げずに

自分と向き合い

時にはただ耐えて

時にはいきみを逃し

時には支えてもらいながら

幸溢れる日々が
誕生することを

君の中の君が
願ってる




2013/02/26 08:24

[181010] 甘い絶望
詩人:どるとる [投票][編集]


甘い絶望に 寄り添っている
快楽の果てにあるものに憧れたよ

リアルが 瞳の中で交錯する
小さなさびしささえ妙に鮮やかで

とりとめもない今日の出来事や
いつもは見逃すささやかな幸せを
今日は少しだけ 見えそうな気がしてる

くだらない会話の延長だっていい
その中にも確かに光り輝く時の欠片
明日を生きるその為の痛みなら心地いい

甘い絶望に 寄り添っている
希望のない場所にも笑顔はあったよ

嘘も 言い訳も 誤魔化しも利かない
この美しくも残酷な世界で

明日もぼくは生きて生きて
いつものように笑って泣いている
そんなふうに思うのならなんて思えども

まだまだ走れるまではぼくは消えないで
甘い絶望を慕い 寄り添いながら
ここに命の礎を築く
逃げないでぼくよ

その向こうに 光はあるのだから。

2013/02/26 12:32

[181011] 挑戦
詩人:邪気眼 [投票][編集]


プロ野球選手に倣って
肩と腰に張りがあるので
今日は休みます
…と電話してみた

怒られた…(´Д`)…

俺より遥かに稼ぎがある癖に
俺は同条件で休めない
この世は不公平で出来ている
憎々々々肉々々しいよな
いや
悔しい訳じゃないんだ
全然全く悔しくない
とても軽い感じ
尻軽な感じ
足軽な感じ
男なら戦うべきである
だからこその挑戦

2013/02/26 15:09

[181012] 揺れる想い。
詩人:IKUMI [投票][編集]


君がいるのに…
ただ距離があるからって
君に似ている人を
見付けてしまって
君に逢いに行かないで
似ている人に
逢いに行ってしまう。



こんな私を
君はどう思う?



ただ…似ているだけで
近い距離の人を選んで…



君じゃないのに。



君じゃないのに。



「おいで?」



そう言われたら
弱ってる私は
君を思い出して
行ってしまう。



ただ…一時の寂しさに
負けてまた自分を
誤魔化してしまう。



助けて…



この連鎖から
抜け出したい。


2013/02/26 19:06

[181015] ごめんね
詩人:ユズル [投票][編集]

不安定なのは君のせい
君を責めるのは君のせい

襲いくる幻想 抱きしめて
ああ 神様
僕は 何を壊したいのだろう
誤解がいやで 投げつけた球
冷めた瞳を見たくないから
先にガラスを砕いている

ころころと転がる
そんな石ころの頭の中は
壮大な プライドと いろんな関係の
ぐちゃぐちゃと 自分愛

滝のように溢れ出せば
それだけで海に還ることができたなら
それでも選べない
僕は 何を期待しているのだろう

2013/02/26 22:21
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