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[185000] お面ライダーのテーマ
詩人:どるとる [投票][編集]


お面ライダー お面ライダー
ライダー ライダー

いつでも お面被ってる
素顔は誰も見たことない

年齢 性別 好きな食べ物 女性の趣味
一切わからない

お面の下に 隠してる 涙 鼻水 よだれ!
伸びっぱなしの鼻毛!ついでに耳毛!

今だ必殺 猫だまし
怪人 バカですぐだまされて遠距離から
放つ いっせい射撃

狡いぞ 卑怯だ!
お面ライダー

かくなるうえは こちょこちょ攻撃
ひるんだスキに 逃げていく

お風呂入るときも
寝るときも
お面ライダー
お面ライダー

ライダー ライダー。

2014/05/16 12:56

[185001] ありふれた魔法
詩人:どるとる [投票][編集]


きっと大切なことはいつでも
僕らが当たり前って呼んでる
ささいな 出来事の中にあるんだよ
ほらね 思い返せば 何気ないことが一番幸せでした

そこに咲いている花の美しさに
目を奪われて その影に隠れた本当の幸せに 気づけなかった僕がいた

ただいまって 言えばまるで当たり前のように
おかえりって返ってくる それはありふれた魔法

特別なことなんか 何もなくていいから
当たり前がこのままいつまでも
当たり前のままであるように。

2014/05/16 18:45

[185003] 絵空事
詩人:カクレクマノミ [投票][編集]

木が木であるように
石が石であるように
人もまた、ただの人

何かを拾っても
何かで身を固めても
何にもなれないのです

なった気になっているだけなのです

誇ることなんて生きていることくらいで充分なのです

死んだ後に気づいても遅いのです

2014/05/17 00:59

[185004] 暴力
詩人:紅麗-クレイ- [投票][編集]

暴力に愛はない

実際に
暴力振るってたけど
怒りしかなかった

暴力受けてる人は逃げろ
愛なんて砂塵もないよ

怒りと殺意に満ちた
モンスターと同じ

生きていたいなら
殺される前に
世界の果てまで逃げ続けろ

2014/05/17 17:18

[185005] Rαin
詩人:薔薇野原 雅 [投票][編集]

冷めきった現代(いま)の空気に

傷つけられた 昨日の
俺が泣いている 愛しい時間は帰らない

保証されない未来への乗車券よりも 今を生きていたいのさ

Rain, do you hold me tight?

恋をしたのさ 二度と逢えぬ女性(ひと)に

酔い潰れながら 歩き出す さらば友よ

いつか逢えたなら 何も言わず抱き締めて
雨のなか俺は貴女を想う alone

2014/05/17 09:06

[185006] 面皰
詩人:どるとる [投票][編集]


いつまでも消えない傷跡のように
つきまとう影のように

見えない醜さが 時にはみ出して
ほら、必死で隠そうとしている君がいる

それは 自分にとって他人には見せたくない部分で
シミのように 心に張り付いた過剰なコンプレックス

他人はそれ程 あなたのことを
気にするほど お暇じゃなくって
でもあなたはそうは考えてないようで
若さの象徴みたいにぷっくりと膨れたにきびのように
あなたには それがどうしても許せなかったんだね

深爪するように 時に後悔したりしながら
誰もが今を生きる

見えない 人の醜さがいちばん怖い
いつも目を見て 人の顔色窺う日々

小さなほくろや くすみなら 化粧を施せばいい
だけど それじゃ消えない傷跡もある
理想のプロポーション

流れゆく人波にもまれながら
いつしか忘れてしまった本当の美しさ
「人は見た目じゃないんだ」
そう言ってもきれいごととしかとってもらえない世の中で
あなたは必死に美しくなりたくって見えないにきびをつぶす

鏡に映るのは あなたの見た目だけだ
大切なものは 鏡には映らない
中身を映すのはいつでも人の心
それを忘れてしまっては駄目だ

他人はそれ程 あなたのことを
気にするほど お暇じゃなくって
でもあなたはそうは考えてないようで
若さの象徴みたいにぷっくりと膨れたにきびのように
あなたには それがどうしても許せなかったんだね

あなたがつぶしたのはそんな醜い自分自身さ。

2014/05/17 12:41

[185007] 以心伝心
詩人:どるとる [投票][編集]


名前も知らない花の名前を知る為に
僕は 向かい風の中ぬくもりを探したよ

さして好きじゃない 珈琲も銘柄まで覚えたのは
君が好きだったから

大切な人の大切な人になりたいって
ただそれだけなのにそれが果てしなく
難解だね 僕は答えのない問いかけを抱いた

君が僕の名前を呼んで
僕が君の名前を呼んで
そんななんでもない行為が いつも
何より幸せだったことを知ったんだよ

君が笑うから僕も笑って
君が泣くから僕も泣いて
以心伝心みたいに 痛みも喜びも伝わりあう

ここはどこだろう 見たことのない暗闇
はじめて独りの寂しさを知った気がする

今までは孤独だったから平気だったのに
誰かとこんなふうに寄り添ってるのが
当たり前になった今じゃ僕も弱くなった

大切な人のいちばんになりたい ただそれだけなのに
それがいちばん難解だね 僕は 僕は 手応えのない 愛に触れた

君が僕の名前を呼んで
僕が君の名前を呼んで
そんななんでもない行為が いつも
何より幸せだったことを知ったんだよ

君が笑うから僕も笑って
君が泣くから僕も泣いて
以心伝心みたいに 痛みも喜びも伝わりあう

君が ここにいる今や
僕が ここにいる今が
ひとつにつながって 二人は 何度でも出会うんだ

ただ一人、あなたを愛す為に
ただ一人、あなたに愛される為に。

2014/05/17 13:00

[185008] うたかた
詩人:どるとる [投票][編集]


僕らは 目には見えないものを
いくつでも 抱えて生きている

それは 音でもなく手触りでもなく
なんとなく伝わるものだよ

心と心が まるで糸電話のように
思いと思いをつなげて 見えるもの

その時にたどり着いてしまえば一瞬の 出来事のよう
振り返れば もう 後戻りなんて出来ないと知る

うたかたのような この世界で 今日も紛れもなく僕は生きているよ

出来ることより出来ないことのほうが断然多い
僕らは不出来な 生き物だから

それは誰のせいでもなく
それはなんのせいでもなく
ただあるがまま そこにあるもの

だから今、耳をすましてつかまえる
僕にしか見えない何かを

刹那のように過ぎてくつかの間の幻
それは 命がつなぐ物語
悲しみさえも生きていなければ味わえないと知る

ほころんでいくこの世界は ずっと変わらないまま そこにあるんだろう

その時にたどり着いてしまえば一瞬の 出来事のよう
振り返れば もう 後戻りなんて出来ないと知る

うたかたのような この世界で 今日も紛れもなく僕は生きているよ。

2014/05/17 13:53

[185009] all alone, all along...
詩人:現実的SUGILL [投票][編集]


セカイがボクを待っている
なんてウソだ!

だって 僕がいなくても
世界は回る...

勝手に進んで
勝手に始まって
勝手に繋がって
勝手に終わる

だけど

そんなんじゃ...
あまりにも
かなしすぎるから

ここに存在している
意味がほしいから

信じたいものを
いまは 信じるだけさ

目を閉じていたって
耳を塞いでたって
心は ひとりでにビートを刻む

冷めきった現実よりも
温かい夢を。

子供のように
無邪気な生き方で。

微力でも そう
皆で寄り添ったなら
ひとつの輪になれたなら

素晴らしい!

あの角を曲がったら
誰かが待っている

そう期待して 歩いてく...

誰もいなくても
落ち込むことはないよ

涙を振り切り 走ってく...

だって 次の角を曲がったら
今度こそ誰かが
新しい何かが

待っているかもしれない

晴れたり 降ったり...
荒れたり 曇ったり...

光と闇をかき分けて
何度でも 期待して歩いてく。

だって 夢も希望もない
さみしい世界なら

ヒトは とっくの昔に滅んだはずさ

変化の中に身を委ねたら
ボクは階段をひとつ

登ろう

2014/05/17 16:46

[185010] 空白
詩人:どるとる [投票][編集]

どこまでも ただ先の見えない闇の中を
走る最終電車 涙さえ乗せていく
いつまでもただ 出口の見えない日々を
人は行くのさ 君もいつか降りていく
なんとなく窓の外に目をやれば
悲しいほど きれいな月が昇ってた

何ひとつ わからないまま
何ひとつ 解き明かせないまま

目を閉じていた 耳をふさいでいた
そこに見えるものだけじゃ
そこに聴こえるものだけじゃ
物足りなくって 心許なくって

どこまでもただ 先のしれた未来を
イメージ通りに 僕は駆け抜けていく
さっき見た あの夕焼けがまだ目の奥に
焼き付いてて離れない 離れない
何かをごまかすように 飲み干した
言い訳も 悪口も むなしくてしかたない
誰ひとり 愛せないまま
誰ひとり 守れないままで

無意識の中に 何か探してた
闇の中に 光に代わるもの探してた
ここにあるものだけでは 手持ち無沙汰で 頼りなくって

僕は ずい分弱くなったもんだな
泣き虫になったもんだな すぐに涙になる はみ出した 弱ささらけ出したまま

こんな僕にも出来ることがあるなら 精一杯手を伸ばす空に

目を閉じていた 耳をふさいでいた
そこに見えるものだけじゃ
そこに聴こえるものだけじゃ
物足りなくって 心許なくって

無意識の中に 何か探してた
闇の中に 光に代わるもの探してた
ここにあるものだけでは 手持ち無沙汰で 頼りなくって

だから心の中広がる空白の頁に とりあえず誇らしい傷跡を刻み込むんだよ。

2014/05/17 20:25
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