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過去ログ:

[19011] 散る、カケラ
詩人:望月 ゆき [投票][編集]

メリーゴーランドに
ふたりで乗ったあのとき
ふさがった右手のことばかり
気にしていたあなたは
左手でにぎる
わたしの右手をふいに忘れた


遠心力のそとがわ
こぼれて飛び散った
恋のカケラ、は
今もなお
観覧車のてっぺんで
あなたを探している
わたしのかわりに


ふたりで
疾走したり
ジャンプしたり
笑ったり、泣いたり、
そのたびにカケラは飛び散って
そこここに点在しては
わたしを困らせた


こぼれたそれを
ていねいにかきあつめる
こと

きらいではない
そうしているうちに
あなたを探していること
をふいに忘れる


あつめたカケラには
ときどき
ほかの恋がまぎれこんでいて
それ以上に
わたしを困らせたりする

2004/10/22 13:31

[19012] 眠りにつけるまで
詩人:トシ [投票][編集]

眠れない夜は

寂しくて



ふと

あなたの手を

離したくなる



握ったその手で

つい

起こしてしまいそうで



少し離れて

気持ちよさそうな

寝顔を見るだけで



つい

笑顔になってしまう



単純なやつ



このまましばらく

眺めていよう



眠りにつけるまで

2004/10/22 02:28

[19013] 
詩人:奈桜 [投票][編集]

大好きな海

あなたと行ったこと
なんかないのに

頭にあるのは

あなたと海にいる
ところばかり

はしゃぐ私

追いかけるあなた…


何故なんでしょう?

もう傍らにすら
いないのに

海と同じように

あなたはいつまでも

私を惹きつける

2004/11/03 12:37

[19014] 塩分
詩人:タンバリン [投票][編集]


別に私はねぇ・・

サバの塩っけが濃いことを言っているんじゃあない。

アベルスネイアについて語ろうと言っているんだ。

おや、またサバをつついているのか!


こりんやつだ!!

お前はまるでシロスネオスだな!

もういい、

サバを食べよう。

2004/10/22 02:40

[19015] モロヘイヤ食べたい
詩人:タンバリン [投票][編集]

モロヘイヤ食べたい
モロヘイヤ食べたい

あのほうれん草みたいなやつ

モロヘイヤ食べたい
モロヘイヤ食べたい

農家に手間をかけさせない

モロヘイヤ食べたい
モロヘイヤ食べたい・・・・



神様、ぼくはとうとうモロヘイヤを盗んできてしまいました。


欲望は止まることなく、次のモロヘイヤを望むのです・・・

2004/10/22 02:50

[19016] 捨てないで
詩人:げんどう@そうぞうか [投票][編集]

昨日は捨てないで

今日に取って置く

昨日の感動も

今日の悲しみも

捨てないで

取って置く

明日

拾えるかな

人生

いつまでも

続けることを

捨てないように

捨て台詞じゃなく

本音で

立ち向かう

ということ

2004/10/22 02:58

[19018] ZION
詩人:げんどう@そうぞうか [投票][編集]

僕らの目指す地は

何処にあるのでしょうか

民族とは

誰の事を指すのでしょうね

地球上で

民族紛争がまだまだ続いてる

僕は

どっちかに付かないと

駄目なのですか?

中心で

和解の提案を

しても良いですか?

僕は地球民族であり

宇宙の民であり

この世の魂の一つに過ぎない

だけど

嘆くこともあるし

喜ぶこともある

日々の感動

日々の感謝

慈悲

共生

共に生きること

共に喜びの種を

拾い集めよう

未来が

芽生える事を願い

種を植えよう

一つづつ

一つづつ

ゆっくりと

確実に

君と

共に

2004/10/22 03:07

[19019] すすき野原
詩人: ハミ [投票][編集]


ここは、見渡す限りのすすきの野原

まるで、ここはなにか感情をもった、新しい世界


ざわぁー―

ざわぁー―


黄金色の新しい世界



僕の後ろの通りで、子供がうれしそうに何か拾った


母親は、あぶないって、それを捨てさせた。


その子もずっと、すすきの大群を見てた。



ここにはいつか船がくる


どうかそいつに乗せてほしい



また、風が吹いた・・・

2004/10/22 03:11

[19020] GREEN WORKS
詩人:げんどう@そうぞうか [投票][編集]

「あのおじさんは

変わっている人だ」と

両親が言った

どう変わってるのだろう?と

子供心に思いを巡らせた

いまはもう居ないおじさんが

変わってると聞かされた時から

20年が経った

いま

おじさんが毎日のように居た裏山

20年前には

茶色だった

あの裏山が

色んな草花

色んな木々に

恵まれている

たまに心が疲れた時に

みんなが戻る場所になっている

あの裏山

今 知ったんだ

変なおじさんが創ったんだって

2004/10/22 03:13

[19021] ★ミ
詩人:高級スプーン [投票][編集]

六十億の星
それぞれに舞台があって 物語があって その中で生きる君が居て
星は輝き宇宙を照らす その光が眩しすぎて 君は何も視えなくなった
不意に真っ暗になり また何も視えなくなった 星達は流れ どこかに消えた
取り残された 虚無と絶望漂う海で 唯一人の君は呟いた『何も視えないのに どうして闇が視えるんだろう』

あぁそうさ 君自身も星なんだ その輝きが宇宙を照らし 世界を映し出したんだ
いつか星は燃え尽き 塵となって消える それでも今 君は光り輝く
希望が全て闇に飲まれても 光は失くならない
君一人輝けば

2004/10/22 04:25
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