美しい物ばかり

求めてて

道端に咲いてる

綺麗な花に

気付けてなかった

踏んでしまった事

それに今更気付いても

もう遅いよね

あの空に
逝けば
君は何て顔するだろう

涙隠すように
空を見上げた。

ずっと憧れていた空

手を伸ばせば
届きそうで
届かない

ねぇ…

きっと

僕はこの世界で
生きて行くには

ちょっと弱すぎただけ
ちょっと不器用すぎただけ

スグに慣れる

この痛さもスグに慣れるから

もう少しだけ
我慢しよう
我慢しよう

この痛さも



きっとスグに


慣れるから…

いつもと同じ時間なのに

もう闇が迫ってきた

そして心なしか肌寒い

この季節が終われば僕は君を忘れてしまうのかな…

もう少し…あと少しでいいからこの季節にいたい

最後は笑っていようね

そー言った君は

笑顔で泣いていた・・

言葉がでなかった

どーしてもっと大事にしてあげなかった？

どーしてもっと愛してあげなかった？

もーつかまえることのできない君の大事さが

目の前を通りすぎていった

君の笑顔から・・

君の・・・涙から・・

すごい確率で
この世に僕は生まれた
すごい確率で
この世に君は生まれた
すごい確率で
僕たちは出会った
すごい確率で
僕は君に恋をして
君は僕に恋をした

果てしない確率の中で
僕は今
君と同じ時を過ごしてる

この世界は
すごい確率の中
動いている
二人が今
共に歩んでいるのは
―運命だったんだ―

「大切」
だとちょっと軽い
「命」
だとちょっと重い
「栄養」
だと物足りない
「酸素」
だと大げさ
逢えないと
生きていられない程
胸が痛くて…
逢えば
生きていられない程
胸が苦しい…
一体どんな言葉なら
君の存在を
説明できるだろう

朝
顔を洗う



君が置いていった
ヘアピン



そっか。
もぅ、君はいないんだ。

今は真っ赤に錆び付いた鉄棒は

小さな時に逆上がりを練習したのを覚えてる

手が錆びで真っ赤になって

でもマメを作ってでも練習した

夕陽が真っ赤に燃えて

鉄棒の影がぐんと伸びる。

もうスグ壊されちゃうんだね…

嫌なコトは…
いいコトを引き立たせるためにあるんだ。

…最近、
そう思う。

好きな人がいた


ずっと…ずっと前から


付き合えた

幸せすぎる日々があった


いつからか…

その幸せを無くした


無くす事が恐くて
恐くて…

涙が出た


愛した


愛されて


前に進めるのは…


いつだろう？



ごめん


そして


ありがとう

さよなら