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過去ログ  〜 過去ログ(No.65000-65999)を10件ずつ表示しています 〜

過去ログ:

[65001] 坊主だから
詩人:猫の影 [投票][編集]

髪を伸ばす

失恋したから

髪伸ばす


切りようないから

髪伸ばす

2006/01/31 21:31

[65003] ビョーキ
詩人:みに☆ [投票][編集]

白い下着を買いました

また驚くかな

紫の下着を買いました

可愛いって言ってくれるかな

もこもこのパーカーを買いました

太ったっ?て言われるかな

美尻・美脚のジーンズを買いました

細く見えるって言ってくれるかな


あなたに

黒いニットキャップを買いました

気に入ってくれるかな

買い物に行っても

やっぱり

あなたに似合いそうなものに

目がいくよ

カフェに行っても

今度一緒に来ようって

そう思うんだよ

もう

病気かな

2006/01/31 21:36

[65006] ドラック
詩人:安曇 [投票][編集]



なんでもいい。
   隣にいたいだけ




甘くない、酸っぱさしかないけど
    手放せない


愛しいと
私の心が泣きだして

あなたの温度を恋しがる


あなたとの時間が増えれば
あなたへの想いも増えて


想いが
増えれば増えるほど

心に不安が染みていく




黒い想いに染まり

時に心が閉まり

涙も流れず

笑顔も作れず

弱虫、私の中にいる




なんでもいい。
   隣にいたいだけ


そう、結局は
あなたの隣にいたいだけ

2006/01/31 22:01

[65007] 温もりは空
詩人:MARE [投票][編集]

喧嘩別れで

もう会えないけど

遊びたいよ

もう一度


意地はって

許さないって

あれは冗談さ


そんなの知ってるよと

笑っていたんだろ


どちらであっても

会えないなら

勝手に仲直り


さよなら

さよなら

温もりは空

笑顔残して

空へ旅立つ

親友よ

2006/01/31 22:03

[65008] 弧月の旋律
詩人: [投票][編集]

 ああ
君の影にすら逢えぬ嘆き
 指折り数えた月夜の数
張り詰めた弓形はしなやかに
 この深い夜霧の晩に
私は君の夢を抱くのだよ
 枯れ草のように萎れていくばかりの
喉の渇きとは逆さまに
 君への想いは募り
実りきった酸漿のように弾け
 ほら 百葉の静寂(しじま)の中
芯からの呻きが生じるのだ
心臓の脈拍は旋律を為し
心の寸劇に命の躍動を吹き込むのだ
この若輩者は君なくしては
心模様は弧月であり
望月のような心持ちには到底
成り得ない事を知っておいてくれ給え

2006/01/31 22:05

[65009] ヤワラカナ檻
詩人:みに☆ [投票][編集]

あまぁい香りに

誘われて

飛込んだのは

いいけれど

もう

右も左も

上も下も

分からない

とらわれてしまった

逃げ出すことも

かなわない


まぁ

いっか

心地よいし

悪くない

とらわれるのも

悪くないな

この

軟らかな檻に

とらわれて

あなたと過ごす

一生も悪くないな

2006/01/31 22:07

[65010] 〜peace〜
詩人:チェシャ猫 [投票][編集]

堕ちてゆく 世界が音を立てて
罪なき手を道連れに
奪われた当たり前の景色に
翼の折れた鳥たちは寄り添い合って・・・

いつから君は微笑うことを忘れた?
背中に張り付いた争いの声に
叶わぬ祈りが削られてゆく


右手に銃を 左手に悲しみを
終わりも見えぬ憎しみに抱かれながら
色彩の失せた街に
それでも神を求めている
仰いだ星の見えない空から
赤い痛みが降り注いでゆく・・・


いつから君の声は消えた?
この手を握り返す温もりは奪われた
悲しみが折り重なって築かれる世界に
僕の居場所など要らない


唇に震えを 瞳に優しさを
喪われた約束を果たせぬと知りながら・・・
それでも艶やかに佇む世界に
残された心も奪われてゆく
いつか惹かれた鮮やかな未来に
赤い涙が降り注いでゆく・・・


君を連れ去った痛みが造る世界に
僕の居場所はいらないと

已まぬ涙をもたらす神に
もう祈りはしないと・・・・

2006/01/31 22:29

[65014] 『寒い夜』
詩人:Feeling [投票][編集]

イルミネーション輝く
こんな夜には

君を抱き締めたくて

窓に君の笑顔をなぞってみたり


でも君はもういなくて

思い出とじゃれてみたりして

あのビルのネオンも君がいないときれいに見える

君がいればまぶしい笑顔でそれをぼやけさせる

それでも君はもういない


『寒くなってきた。』

そして一人
静かな夜に身を投じた

2006/01/31 22:39

[65015] if not
詩人:ふぉれすと [投票][編集]

この国が考えているほど

今の世界は甘くはないさ

だから僕には国を見捨てる権利がある

でも僕には君を見捨てる勇気はない


現代人が思っている以上に

歴史というモノは繰り返す

だから僕には歴史を学ぶ義務がある

でも繰り返しを止められる力はない


現代文化というモノは

大学課程終了を最低限と置いている

だから僕は学業を修める理由がある

でも学ぶコト自体に理由はない


思考の源を僕に授けてくれた

両親という名の大人達に

僕には恩を返す義理がある

でも自分の主張を曲げる根拠ではない


君が思っている僕よりも

僕はずっと汚い人間さ

だから僕は君を愛する資格はないし

僕は君に愛される資格もない

2006/02/08 23:44

[65016] 『さよなら』
詩人:Feeling [投票][編集]

君が近くにいるのに遠くにいるよ


僕とだけ喋ってくれればいいのに



君と離れていくのはわかっていた

それでも

もう終わりだと思いたくなくて


だから僕の口から『さよなら』は出ないんだよ

2011/08/05 22:34
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