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過去ログ:

[99001] 少年ロケット
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕はそう迷いと悩みの中
迫る未来の期待と不安を抱いたまま
誰もが夢を掴もうと死に物狂いに今を走る

何百回もの失敗と何万回もの挫折を味わいながら
淋しい夜と慌ただしい朝を何度も繰り返すんだ

そして心に真っ赤な火を点して
輝きに満ちた未来へ走っていこう
背中にはいつも温もり付きのロケットを抱きかかえて

なにものにも揺るがぬ信念と情熱を抱き
どこまでだって走っていこう

僕ら 少年ロケット
愛をいつも胸に
果てしない大空へ
飛んでいこう
君と 愛のロケット。

2007/03/27 09:21

[99002] 恋歌〜コイウタ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

いつだってどこにいたって
同じ空の下ワガママで下手くそな唄を唄う
それはきっと僕なりの答え
それはきっと僕が見つけた光
あの日夢見ていた未来とはやっぱり違うけれど
それでも心から好きになれるあなたとも出会えたし
僕は今以上の幸せはいらない

こんな僕で良かったら
いつでも頼ってよ
こんな唄で良かったら
いつでも唄うよ
そしていつの日かこの気持ち伝えられるときが来るといいな
きっと来るよね
ゼッタイ来るよね

そして僕は唄う
恋の歌を唄うのさ
あなたにだけに唄うのさ
だから聞いておくれ
僕の歌声を
僕の本当の気持ちを
空よりも広く大きな気持ち
聞いておくれ
きっと世界に誓うから
きっと君を幸せにするから
信じてよ 信じてよ
真実の愛を
幸せな未来を
確かな希望を。

2007/03/27 09:50

[99003] 思い出のピアノ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


思い出はピアノのメロディ

どこか悲しくて儚くてせつない

そしてそのメロディは年老いた僕の心を暖めてくれる

まるでお母さんの子守歌のように
ひとりぼっちのこの年寄りをやさしさで包んでくれる

ハートを揺さぶる
ピアノのメロディ
暖かな春の陽射しのような
そんな音色さ

思い出のピアノ
私の心に差し込む
思い出という陽射し
涙の味に似て少し
しょっぱくて
水あめのように甘さもあったりして
そして何よりも血の通った温もり
僕の冷たくなった心に灯る愛の灯火。

2007/03/27 10:23

[99004] 
詩人:RIURA [投票][編集]


雑音

雑音

雑音



嗚呼


貴方はこの中にいるの…?









一人壁を作る



周りから…

2007/03/27 11:37

[99005] 夏のパノラマ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


夏の坂道

石段に座り込んで

町並みを眺めるのが好きなんだ

青空 夕暮れ 星空
いろんな景色を夏は見せてくれる

目映く光る太陽光
いろんな夢を踊らせて
僕をはこんでゆく
浮き立つ蜃気楼
思い出すのはあの日の別れか?

夏のパノラマ
光る光られ
今日までの幸せをまた来夏に託すよ
そしていつかあなたに伝えられるよう
僕はあの日の約束を胸に立ち上がろう

目眩がするほど
強い陽射しの中へ
僕は行く
僕は歩いていく
あなたとの未来へ
そのための夏へ
僕は行く
僕は歩いていく
夏のパノラマ。

2007/03/27 12:57

[99008] グレープフルーツ
詩人:千波 一也 [投票][編集]



グレープフルーツ、を啜ると

ゆびさきやら舌先やら

なぜだかきみを、

おもいだして


グレープフルーツ、か

それとも、ぼく、か

においのあふれる

部屋になる


なまなましい

いたずらみたいに


 皮、をしめらせ

 たね、をおとして

 果汁にさまよう

 皿のうえ


 ナイフの光沢は

 吐息にくすんでしまうから

 爽やかなつもり、は

 いつまでも青年を

 たしなめる


フレッシュに、

唾液にまみれても

もぎたて、の顔立ち、の

ような


 たぶん、

 行けるところまでが真夏


グレープフルーツ、が

こぼれる、ように

こぼれる果実の

さなかで

おもう


ぼくは

いくつを食べたかな


微笑むきみのうちがわで


2007/03/27 13:51

[99009] 生きる上で気づく事
詩人:さんだーそにあ@ [投票][編集]

僕はさ

巨大な鳥の上にいるんだ



羽をむしるくらい強く掴んでるのに

一向に抜けなくて

風が吹こうとも

鳥から落ちることはない



掴んでいると同時に

捕まっているから

僕が鳥の全体を視れないと同時に

鳥も僕の全体を知らない



行き先もその前も

黒い羽が邪魔で一向に見えない

2007/03/27 14:12

[99011] 懺悔
詩人:すみよ [投票][編集]

割れた珈琲カップ
泣き顔の少年

痛いのは私じゃなく
君の幼い胸


掻きむしる様な
苛立ちばかり
君は知り過ぎている


どうか私の
与えた仕打ちを
償う愛で忘れて欲しい


夢に声を上げて
訴える苦しみは
抱えきれない程の
私の過ちのせい


どうか忘れて
どうか逃れて
あなたは何も
悪くないから


取れたシャツのボタン
うつむいた少年
寒いのは私じゃなく
君の清い心


泣き叫ぶ様な
経験ばかり
君は知り過ぎている


どうか私の
与えた仕打ちを
償う愛で忘れて欲しい


夢に涙流し
暗闇のその訳は
詫びきれない程の
私の過ちのせい


どうか忘れて
どうか逃れて
あなたは何も
悪くないから


もっとそばで
愚かな私を
傷が癒えるまで
いつまでも求めて

もっとそばで
愚かな私を
傷が癒えるまで
気が済む様に
いつまでも求めて

懺悔は誰の為?
救いたいのは
幼い君だけ…

2007/03/27 16:09

[99012] 孤独
詩人:すみよ [投票][編集]

慰められたって
心ある?その言葉?
めちゃめちゃ言われちゃって
凹んでる、憂鬱な気分
…でも
待ちくたびれて
眠る君そばに居るだけで
がむしゃらな強い
勇気沸き出すよ


飛べ跳べ
真っ逆様に墜ちる夢見ようとひるまずに
翔け行け
突っ走って行く姿が貴方の生きてく証


やる気のない諸君
給料泥棒って言われちゃうよ
ファッション雑誌見て
モデルでもなるつもり?
…嗚呼
くちゃくちゃと
くだらない噂話が好きね?
イライラする
ぶっ飛ばしてもいい?


打て撃て
正面突破して風穴開けたら爽快なんじゃない?
待て止め
戦闘態勢にいつでも構えてじっと耐えろ

2007/03/27 16:23

[99013] 独りがいいけど
詩人:すみよ [投票][編集]

サービスの笑顔の裏にどす黒い本音忍ばせて
今日も平穏に暮れ行く
薄っぺらな会話に
飽き飽きしながらそれでも頷いて


独りがいいけど
それだけじゃ生きれない
転んでもタダじゃ起きない強さに
弱虫ばかりの駄目なオイラは
ずっと憧れてる


部屋に待つ一人の人のザクリと来る言葉だけが
今日の平穏を乱すよ
棘を刺すその表情
殺伐としながらそれでも目を瞑り


独りがいいけど
それだけじゃつまらない
一番いい時間を共に生きた人よ
弱虫ばかりで駄目なオイラを
じっと赦してくれる


さあ明日は出かけよう

2007/03/27 16:34
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