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[1206] 〜風になった少年〜
詩人:ちぃふぁん [投票][編集]

この青い大地から、あの赤い空へとJumpするよ



ピンク色の僕の気持ち 今すぐにでも走り出すよ

頭の中 何も考えなくてイイ ただ楽しめばイイんだ

だってさ こんなにも心が躍るんだ

風を突っ切って走る 体に熱い血が流れている

意識はハッキリとした空気の中で続いている



こんなにも今 僕は自由を感じてる

空の赤さが血に混じるようで...



Yeah!Yeah!どうしようもなく笑う

リズムに体を合わせて、天まで届くようにJumpするんだ

それはまるでゴムのように延びていく 上へ...上へ...

体に気持ちの良い風が吹き抜けて行く

両手を広げて草むらの上に目を閉じて立っている

じっとしていると風が会話しているのが分かる

ふわりと甘い香りが僕の鼻をくすぐる



We are let's go さぁ行こうぜ

虹の階段を上って遠くを眺めてご覧よ

素晴らしい景色に君は感動するだろう

夢みたいだって思っちゃいけないよ

目が覚めちゃうからね



夢なら夢で楽しめばいいのさ

そう思えば退屈しないだろう?

よく見れば虹は地球に着いていないんだ

ちょっとばかし呆れただろう?

それではどうやって君は虹に上ったのかな?

それは君の空想から生まれたモノだからさ



何だって有りな空想ってワクワクするよね

どんなけ上に飛んで行ったって宇宙など無かったら?

地面を掘ったら地球の裏側に出てしまったら?

男と女はSEXしない生き物だったとしたら?

喜怒哀楽が喜楽だけになったとしたら?

ある日突然動物の言葉が分かるようになったとしたら?

お金が存在しない世の中だったら?

あるいは世界に自分一人しか生きていなかったら?

君はDOしたい?



ルールとか何とか堅苦しい言葉を使って

束縛している世の中が馬鹿馬鹿しいと思った事は無いか?

青い星はよく見ると穢れていて悲しくなる

それでも頑張って一生懸命生きている命あるモノ

時に健気で儚くて虚しくて美しい



Dreaming is interesting

僕等は夢の中に生きている人々

青い地球を走りながら、僕は風になった___

2005/04/08 (Fri)

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