詩人:神☆葵
腕に刻まれた
無数の傷…
誰かを信じ
裏切られ
人など信じなくなった
孤独を背負った
中学生のとき
心から信じてた親友に
簡単に裏切られてしまった
人が怖かった
だから自殺も考えた
生きてる意味などない
そう考えた
誰の為に生きて
誰の為に泣いてって
馬鹿馬鹿しい
だから
傷付けた
自分の腕に……
何回も何回も
泣きたくないはずなのに
涙が勝手に零れ落ち
泣き崩れた……
“ダレモシンジナイ”
あたしは人一倍
弱虫だった
高校生になり
愉快な友達もいる
でも
信じることは出来ない
本音を言える人がいない
重荷……
怖い
苦しい
誰を信じて生きればいいの?
あたしは強くなんかなれない