詩人:皐月
ふと ケータイを見ると
一件の不在着信と 「すぐ連絡欲しい」とゆうメール
何かの間違いだと思った 間違いだと思いたかった
電話をかけ 伝えられたのは
―――突然すぎる あなたの死―――
信じられなかった
信じたくなかった…
何も考えられなくなり 頭の中が真っ白になった
きっとこれは悪夢で
目が覚めれば いつも通りのあなたがいる
いつも通り あなたが私の隣で笑ってる
そう 信じた…
けれど 目が覚めて待っていたのは 白黒のあなた…
白黒のあなたの横には
あなたの死を告げる メッセージ…
本当に現実なの? 本当にもういないの??
きっと何かの間違いだよね? すぐ戻ってくるよね??
あたしを置いていかないよね…?
あたしを1人にしないよね…??
ずっと傍にいて くれるよね…?
最後に見たあなたはいつもと全く変わらず
ただ眠っているだけだと思った…
次に見たあなたは もうあなたじゃなくて…
一生懸命あなたを探したけど どこにもいなくて…
本当にもう会えないの? 本当にもういないの??
たった18年間のあなたの人生…
もっと一緒にいれると思ってた…
もっともっと 一緒にいたかった…
どうしてもっと 一緒にいなかったんだろう…
後悔しても もう遅い…
もう どこを探しても あなたはいない…
会いたくても 会えない…
もうあなたには 二度と会えない