詩人:BARD
僕の巻き毛に 真珠の涙が絡んで
しまったから
月明かりが集まって
来てしまって
しょうがないよ
おしとやかなお姫様
夜の海に腰掛けて なんて
ああもうじれったい 僕は
赤い靴とシャネルの口紅
マリリン・モンローのような
小生意気な唇を持っている。
泡と消える幸福なんて嘘つきさ
王子様はろくでなし
幸せの黄色いハンカチは
僕が自分で使ってしまおう
ねえキミ!何処か知らないかな
時代遅れの遊園地みたいな
夕陽が綺麗に見える場所
人魚姫も
ロマンスがお好き
可愛い顔の水兵さん
ドルフィン・ポエムを口ずさみ
僕の足を見つめている
ね