詩人:スウィートダフネ
失って
優しい言動の一つ一つを思い出す
こうなると分かっていたかもね
でもそれは突然きたから
本当に私の行動は正しかったのか
自信がなくなった
もっと優しくしていたら
あなたは私を愛してくれて
私もあなたを愛せたのかもって
少し思った
あなたの左手を握ったとき
間違いなく心臓はトクントクンと
早くリズムを打ったし
別れる時
顔が近くて恥ずかしくて仕方なかった
いつも向き合って目線が合うと
胸が痛くなった
好きだったのかは
分からない
私だから分からないのかな
不器用な私だから
会いたいのと聞かれて
会いたいと答えることでやっとだった
でもね
手と手が繋がって
あなたがただ微笑んでいた時
幸せって思ったのは本当なんだよ
理屈は要らなかったよ
あなたの空気が私の空気と一つになった気がした
他人の気持ちは
わからないよね
あなたの言うとおりだね
全然あなたのこと
分かっていなかったのかもね
寂しいけれど
私は分かりたいと思ってたよ
それはあなたも気付いてくれてたかな
今でもまだ
わかりたいと思っている私がここに居ることに
あなたはもう一生気付かないのかも
あなたの冷たい手の温かさを思い出すよ
馬鹿みたいだけど
失って
思い出してしまうよ
こんな出す勇気もないメ−ルを作っている時に
あなたから電話があった