詩人:阿修羅
翔べるかな、もう一度
あなたとふたりでなら
いつも、いつだって想っている
貴方の声、が
仕草、が
温もり、が
全てあたしを包んでくれるから
貴方のためならば
何だって、何だって
出来る気がする、よ
愛してるよ、を誰かに
何度云われても
信じられなかったけれど
貴方だけ
あたしの中に響く声をもつのは
がらんどう、のあたしは
貴方、で満ちていくのよ
ふれた温かさはきっと
あたしたちしか知らない特権で
愛してる、という貴方も
あたしだけの特権でありたい
指輪は所詮、
瞳に見える証にしかならないけれど
ずっと心で、繋がってようね
根拠は、無い
ただ貴方を離してやんない